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「危険な食品」という報道で儲けようとする人たち。畝山智香子さんの記事より。

畝山智香子さんの「野良猫通信」は食品安全関係では非常に参考になるものですが、そこでアメリカの報道に典型的な例があったということが示されていました。

foocom.netアメリカで「プロテインパウダー」という一群の商品がありますが、その中から鉛やカドミウムが検出されたというものです。

この元となるのは、クリーンラベルプロジェクトという民間団体が発表したものです。

その要旨は、

プロテインパウダーのベストセラーブランド70社の160製品の汚染物質を検査したところ、47%がカリフォルニア州法のProposition 65の有害金属の安全性閾値を超過していた、というものです。特に「オーガニック製品のほうが平均では重金属汚染レベルが高く、非オーガニック製品に比較すると鉛は3倍、カドミウムは2倍だった

というものです。

 

畝山さんの見るところ、この発表には次の問題点があります。

一つはその基準値としてカリフォルニア州法のProposition65というものを使っているということ。

この州の安全閾値は世界一般のものと比べて相当低いもので、それを対照とするのは厳しすぎる場合が多いようです。

 

次に、「オーガニック製品」という形でくくられて、それが重金属汚染レベルが高いと強調することで、オーガニックというものに注目させようとしている点です。

実はこのオーガニック製品は植物由来のプロテインであり、単に「植物」は「動物」と比べて重金属汚染が高いということを示しているのですが、それがあたかも「オーガニック」であることが理由のように感じさせていることになります。

 

これらの点を見ると、この公開情報は正確な情報提供を目指したものではないと言うことができます。

 

それならなんでこのようなものを出したのか。

 

実はこの発信元のクリーンラベルプロジェクトというのは、製品に「クリーンラベル」という認証ラベルを貼る「認証ビジネス」を行っている組織だということです。

 

上記のような重金属含有量というのは、普通の製品表示では示されていません。

それを補完すると称するのがこういった認証ラベルであり、アメリカではかなり普及しているようです。

この類のものには他にも「有機認証」とか「Non‐GMO認証」といったものがあり、ビジネスとして成功しているとか。

ただし、「Non-GMO」では水や岩塩といったGMOには全く関係のない食品にもラベルを売りつけるといった状況もあるようです。

 

分析技術の驚異的な発展で、どのような物質でもごく微量でも含まれていれば検出できるといった状況になっています。

それを良い機会と見てこういった認証ビジネスが付け込んできます。

畝山さんの文章も最後に「消費者が認証ビジネスから身を守るには」と結んでいますが、なかなか簡単なことではないでしょう。

 

 




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