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しばしば登場する「八代天草架橋」またもゾンビのごとくよみがえる

熊本県南の八代市から対岸の天草まで橋を架けようという話は昔からたびたび登場してきます。

どう考えても投資に見合うだけの価値もないのですが。

それがTSMC進出で潤う(見た目だけ)熊本県北に比べてほとんどおこぼれもない県南地域の振興につながるとして、また出てきました。

www.yomiuri.co.jp

もともとは船で結ばれていた熊本本土と天草諸島ですが、天草五橋が開通し陸続きとなりました。

しかし八代の海岸に立ってみるとすぐ前に天草が見えます。

そこに橋を架ければあっという間に行けるかもという思いは以前からあったようで、架橋構想というものは1980年代から出ていました。

いつの数字かは分かりませんが、事業費が800億円に対して経済効果が783億円だとか。ただし物価高騰のため現在ではそれよりはるかに高い金額となるでしょう。

意外に事業費が安いのは八代海が浅く水深は10m以内であるためでしょうか。

一方経済効果も大したことがないのも当然で、現在では天草と八代地域の経済的結びつきもさほどなく、橋が架けられても誰が何のために使うのか見えてきません。

天草から用があって出かけるとしても熊本市方面がほとんどで、それなら現在のルート(宇土半島経由天草五橋)を拡充すれば十分です。

八代地域から天草に用があるということはほとんど無く、せいぜいたまに観光で出かけるかもといった程度です。

かつては八代と天草松島を結ぶフェリーもあったのですが、それも利用客が少なく廃止されています。

 

熊本の地域格差というのは確かに大きなものでそれがさらに拡大していますが、どうにかしなければならないとはいってもこんな変な計画で目をくらますのも困ったものです。




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