まだまだ続く仕事の夢。
もういつまでも見続けるのでしょう。
今回も発酵試験の夢です。
私は現在のまま、つまり相当な年寄りなのですが、客員研究員のような形で研究室の装置を借りアルコール発酵の試験を行います。
ジャーファーメンター1基を借り、そこに糖質原料を入れて滅菌操作、菌を植えて発酵開始です。
その経過観察で定時にサンプリングしてそれを分析します。
分析装置は液体クロマトグラフィー、昔懐かしい機械ですが、まわりを見回すと現役の研究者たちが使っているのは見たこともない新鋭機、それでも私にとっては昔の機械の方が使いやすい。
ところが準備不足で分析装置のセッティングもしていません。
発酵試験が始まっているのに今からそれをすることとなります。
液クロのカラムはどうやら目的とするものが装着されているようですが、そもそもサンプル容器も洗ってもいません。
大慌てでそこから始めることとなります。
数個を準備してとにかく最初のサンプルを入れて機械にかけ、スタート。
今の機械なら液晶画面で表示されるのでしょうが、昔の機械なのでチャート紙に印字していきます。
あの、インクが出るポイント(→みたいな形をした)が右に行ったり左に行ったり。
その波形を見ていくのですが、感度調節もしていないので大きすぎたり小さすぎたり。
現役時代には実験嫌いだった私ですが、さすがにこういった場面では分析装置などは最初に準備して十分に操作条件も検討してから始めたものです。
しかし、それでも実際に実験が走り出すとあちこちに不具合が出て大慌てということは確かに何度もありました。
なかなかうまい結果も出せずに苦労した仕事の思い出ですが、もう遠い昔の記憶になってしまいました。
それでも夢だけは現在のことのように見るようです。