漁業資源の専門家、片野歩さんという方が書いていた記事です。
小学生に漁業資源の減少と日本の乱獲について話をしたところ、その親から「外国船の乱獲ではないか」という質問を受け、どうやら多くの人がそう思い込んでいるということに改めて気づいたということです。
toyokeizai.net小学生に話をした場所が北海道ということで、大人の漁業についての知識もその他の地域よりは少しは多いのかもしれません。
それでも大人たちの観念では、漁獲量の減少の原因は「外国船特に中国の乱獲」「海水温上昇」「クジラの捕食」の三点セットというのが普通のようです。
さらに、漁業に直接関係している人やその知り合いといった人も他地域よりは多いため、「資源管理はやっている」という思いもあるようですが、ノルウェーなどの諸国の資源管理と比べると雲泥の差であるということもなかなか伝わらないようです。
海水温の上昇は世界的な傾向です。
それでも漁業資源が増加している場所もあります。
また外国船の操業が全くない瀬戸内海の漁獲量も他の地域と変わらない減少を示すということも明らかです。
どうやら日本の漁業資源の管理というものがあまり機能していないようです。
その意識を皆が共有することが必要なのかもしれません。