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「人生を棒に振る スマホ・ネットトラブル」久保田裕、小梶さとみ著

2014年の出版ということで少し古い本ですが、そこに書かれていることは今でも変わらずに起こり報道されているようなことばかりで、こういったトラブルに対する処置が全く動いていないばかりか悪くなる一方のようにも見えます。

 

描かれている事件・トラブルは、

バイト先のレストランやコンビニで悪ふざけをした動画を公開

お客様情報を平気で公表

試験でスマホを使ってカンニング

なりすましで「友達申請」巧みに接近されてトラブル

リベンジポルノ

ネットいじめで自殺

LINEがきっかけで殺人事件

コピペ論文が蔓延

等々で、今でも毎日のように報道されている事件などのようです。

これが10年以上前にも変わらずにあったということで、それがさらに激化しているのでしょう。

したがって、本書は今でも読む価値が高いということでしょう。

 

特に重要ということで本書のあちこちに強調されているのが次の3点です。

①一度ネット上に投稿した画像や発言を消すことは困難です。

②投稿はあっという間にネット上に拡散し、回収はほぼ不可能です。

③実名が突き止められネット上でさらされる可能性があります。

 

若い人たちデジタルネイティブなどとおだてられることもありますが、ネットの危険性というものに気付かないまま踏み込んでしまうこともあるのでしょう。

かえって年寄りは知らないために胡散臭さ、危険性が多いということも感じてしまうこともありそうです。

 

アメリカに住む母親が13歳の息子にスマホをプレゼントした時、息子に渡した「18の約束」というものが掲載されていました。

1これは私(母親)のスマートフォンで、私が購入しあなた(息子)に貸しているものです。

から始まり、マナーを守る、学校には持っていかない、ポルノは厳禁、等々いささか厳しいとも思えるかもしれませんが、節度を持ってスマホを使っていくということが母親の意志であるということをはっきりと子供に対して示すというもので、親として取るべき態度と言えるでしょう。

 

そうではなく、子供の言うがままに買い与えてその後は何も知らないまま、大変な事態(子どもが被害者になるばかりでなく加害者になることも)になって初めて慌てるような親にならないようにしたいものです。

 

ネットいじめで自殺といった事例は日本でもいくつも起きていますが、欧米でもかなり出ているということも分かりました。

いじめ社会は日本ばかりではないようです。

 

 

 




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