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「物価と賃金の好循環」のうさんくささ。

衆院選挙の候補者で、「アベノミクスの効果」などと言っている自民党候補者がいます。

あのマイナス効果だけの政策があたかも日本のためになったかのような言い方を聞いていると、嘘もつき続ければ本当に思えるということが分かります。

 

空前絶後の金融緩和で資金を垂れ流しし、2年で物価上昇率2%などと言っていましたが、いつまでたってもそれが起こらず、延々と続けました。

その悪影響は世界中を揺るがしていたとも言えます。

 

そしてコロナとウクライナと円キャリートレイド?のせいで世界的なインフレとなり燃料や食料が価格高騰したことで日本にもインフレが襲い掛かり、仕方なく企業もこれまでため込んだ資金を少しだけ給与に回しているのが今の状況です。

 

それをあたかもアベノミクスからの政策が功を奏したかのように言い立て、またも無知な(無恥な)国民を騙して票を稼ぐつもりでしょうか。

 

「物価と賃金がそろって上がる」ことを「好循環」と言っていますが、昔はこれを「悪循環」と言いました。

いくら賃金を上げてもそのためにまた物価に跳ね返るのは当然で、悪循環と言う方が正しいというのが正常な感覚でしょう。

 

しかし賃金の上げ方には企業などの力によって大差が生まれるのは当然であり、こういったインフレ下の賃上げ状況というのはそのまま業界や企業の体力を反映することになります。

そういった弱い企業や業界は退場していくのが資本主義の裏の掟なのかもしれません。

退場しきれない未練な連中が文句を言っているだけなのでしょうか。

 

もしも物価も賃金も上がっていくのが好循環ならば、「すべての賃金や料金なども物価上昇率に応じて上げていく」ことにすればどうでしょう。

2%の物価上昇率であれば、賃金もすべての労働者に対して1.02倍にする。

そのためにもすべての料金なども1.02倍とする。

電気、水道、電車、バス、その他もその都度物価上昇率分だけ値上げしていきます。

もちろん年金も。

すると物価はさらに上げ幅を増していく。

賃金・料金もさらに続けて上げていく。

これは結局、めでたく「ハイパーインフレ」になりそうです。

 

結局、2%の物価上昇が安定などと言うのは表だけきれいに取り繕ったものにすぎないのでしょう。

その陰で必ず社会の弱い面、非効率な企業、労働生産性の低い労働者などは切り捨てる動きが出てきます。

もちろん年金生活者なども切り捨てられるばかりです。

そして強者ばかりが金をかき集める。

 

そういった社会が良いものなのかどうか。

選挙で決めることができるのですが、それすら自覚できないのが日本の有権者です。

ただし、野党を含めどこの政党に投票しても似たり寄ったりですが。

 




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