思い出書き止めシリーズ、今回は「飛行機の乗り方」です。
大学卒業までは飛行機に乗る機会も全くなかったのですが、就職し熊本に赴任してからは故郷の実家に帰るにも飛行機利用ということになりました。
現在は八代から熊本空港まで高速経由のバスがあり、新八代駅前から乗ると50分ほどで空港まで到着という便利なものになっています。
しかしかつてはそう簡単なものではありませんでした。
就職し熊本に来たのが1978年(昭和53年)、その年の夏休みには第1回の帰省旅行ということになりました。
飛行機の乗り方も全く知らなかったため、職場の先輩で東京出身のAさんと一緒に帰ることにしました。
しかしAさんも熊本空港から乗るのは好きではなかったようで、福岡まで国鉄特急で出て福岡空港から東京行の飛行機に乗りました。
そういった福岡便利用ということをその後も何回か続けました。
それでもやはり福岡まで特急に乗っていくのも金がかかるということで、熊本空港利用に変えることにしました。
当時は熊本空港へはバスに頼るのでなければタクシーしかないという状況で(今でも一緒ですが)した。
その頃は現在の通常ルートの第2空港線という道路がまだなく、第1空港線といって熊本中心部から東バイパスで北上し、熊本インターのすぐそばから東に入る道を通るもので、今ほど道路の渋滞は無かったのですが、それでも距離がかなり長く時間も相当かかりました。
本当に、金さえ余裕があれば特急で福岡に行く方がよほど早いと感じました。
その後、第2空港線が開通し距離も近くなり時間も早くなりました。
調べてみると1987年開通ということですので、それ以降はバスもそこを通るようになったのでしょう。
熊本駅から乗ると中心街を経由して電車通りを行き、県庁前の通りを経て自衛隊前を通り、そこから少し右にずれると後はほぼ直線で空港まで到達します。
途中で高速の空港インターを経由し、そのすぐ先がグランメッセ熊本ですが、それを過ぎると一面の畑と山林になってしまいます。
しばらくの間は電車で熊本駅まで行き、そこから空港バスに乗り換えるという行き方が普通となりました。
それが大きく変わったのが2004年の九州新幹線新八代鹿児島中央間の開業です。
これで水俣や鹿児島県北部の空港利用客が増加すると見込んで、八代市のバス会社神園交通が八代から高速道路経由で熊本空港まで走るバス路線を開業しました。
この時はまだ単身赴任で神奈川に行っていた頃でたびたび帰省したのですが、その折に利用して余りの便利さに驚きました。
それまでの熊本駅行きの空港バスが駅まで着くより速く新八代駅まで到着するのですから、電車利用の時間が丸々不要となりました。
ただし、大型バスを投入するほどではないとの判断で、中型バスが運行しており、多客期にはバスに乗り切れなくなることもあり、その時のために神園交通はタクシーを待機させてそれに乗せたということもありました。
新幹線の博多までの全線開通からは熊本まで行く人も増えたのか、若干少なくなったようにも思います。
しかしこのところ話題になることも多い熊本市内の交通渋滞のひどさから、熊本駅からのバス路線の運行が厳しくなり遅れも目立つとか。
この分では再び新八代発の空港行きというのが有利になるかもしれません。
いろいろと変化がありましたが、今のところは八代からのバス利用が最速でしょうか。
ただし料金はかなり上がりました。