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「政治と経済は別」で続いていた日本企業の中国進出も終わりか。

日中間の結びつきは政治はこれまでも付くようで付かずという状況でしたが、一方で経済は強く結びつき依存するようになっていました。

しかしどうやら経済の方でも中国離れが進みそうというブルームバーグの記事です。

www.bloomberg.co.jp日本製鉄は長く提携を続けていた宝山鋼鉄との合弁を解消、三菱自動車も中国での生産から撤退、他の事業でも中国への投資を減らすと答えた企業が多いということです。

 

かつては政治問題で日中間の緊張が高まっても、企業の中国投資にはストップはかかりませんでした。

しかし、今の情勢はそうはいかなくなったということでしょう。

 

軍事的な緊張は高められるばかり、さらに蘇州で母子が男に切りつけられる事件は中国駐在の日本人に大きな衝撃を与えました。

中国のスパイ警戒の強化で相次いで日本人が逮捕され裁判で有罪とされている影響も大きいものです。

 

日本企業の多くは中国から撤退し日本に帰るか他国へシフトする検討をしています。

これには上記のような条件の悪化の他に、中国経済自体の変調も影響しています。

その解決の行先も見えない中、様々な悪条件が重なるともはや中国で事業をする利点は無くなるということでしょう。

 

もう20年以上も前になりますが、私も上海のすぐそばの宝山鋼鉄の工場を訪問したことがありました。

勤めていた会社がある経済団体に加盟しており、そこの海外研修に参加したのですが、当時はまだ視察団として特別扱い、上海からパトカー、白バイ先導で行ったものです。

ところが場内で見ていると、巨大な鉄板のロール(直径10m近く)をクレーンで運んでいる途中でなぜかするりと落下、ロールがぐしゃぐしゃという現場を見てしまいました。

相手はかなり焦っていたようです。

まだまだだなというのがその時の感想でしたが、その後あっという間に追いつき追い越され、しかも先にゴールを越えて衰退に向かっているようです。

 




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