水を飲めない子どもが増えているというニュースがありましたが、それなら何を飲ませればよいのかということについて小児科医の坂本昌彦さんという方が解説していました。
news.yahoo.co.jp麦茶ならまだ飲めてもまったく味のない水は飲みにくいという子どもがかなりいるのは間違いないようです。
経口補水液(ORS)なら良いのではと考える大人もいるようですが、実はORSは熱中症治療用であり、予防には向かないものです。
子どもが飲みやすい飲料は何かということを調べた研究がありますが、それによるとどうしてもフレーバーや味がついた飲料の方が多く飲め、グレープフルーツ味だと44%増、甘い飲料だと水に比べて91%増と非常に飲みやすいことが分かります。
しかし糖分を含むものを大量に飲めば肥満につながるのは当然であり、それを熱中症予防のための飲料とすることは推奨されません。
坂本さんが多くの資料を基に作成した表でも、当分の入ったものはすべて推奨できないとされています。
特に注意すべきはゼロカロリー飲料です。
これはサッカリンやアスパルテームといった人工甘味料を使った飲料ですが、これを飲んでそれ自体のカロリーは無いとしても、味覚が甘さを求めるように変えられてしまい、その他の食生活で甘いものを食べたくなるために悪影響が出るようです。
そのため、熱中症対策の飲料としては推奨できないということです。
やはり味のない水でも飲めるようにすることが必須のようです。