パー券裏金事件で問題となった政治資金規正法の改正案が自公の賛成多数で可決成立しました。
www.asahi.comしかし国民の多くが怒っていた問題に対しほとんど応えようともせず形だけのザル法にすぎません。
国民の批判を利用して進めるべきでない方策を進めたのは、リクルート事件後の小選挙区制導入がその事例かと思いますが、その悪辣さはひどかったものの、今回のものはそういった悪知恵すらなく、何の効果もない形だけの変更にすぎないもので、政治家の善悪を問わないで見た場合の大物度というものが失われているということでしょう。
その使い道すら明確ではないとなれば、これは「政治資金」の規制ということもできず、さらに「改正」などとは全く言えないものであり、「政治資金規正法改正」なる言葉のすべてに嘘があるということです。
政治資金なるものが必要とされる例として政治家たちが挙げていたのが「地元の支持者対策のための秘書雇用」ですが、そんなものは自らの再選のための活動であり、そのどこにも「政治資金」を使う正当性はありません。
金を使わなければ再選もできないような政治家は不要というのが本当のところでしょう。
選挙での自民党候補の苦戦続きが政権を追い詰めるかと思っていたのですが、沖縄県議選では意外な自民勝利(といってもわずかに)になってしまいました。
まさかこれで岸田の衆議院解散につながるとは言えないでしょうが、この先の政治情勢は不透明です。