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「進化は万能である」マット・リドレー著

著者のマット・リドレーはサイエンスライターとして有名なイギリスの作家で、前作の「繁栄」は大きな評判を得たそうです。

 

「繁栄」では「昔は良かった、それに引き換え今は」という感覚は間違っており、「これほどよい時代は無かった」と主張したという、どこの世界の話かと首を傾げるような論調だったようです。

 

この「進化は万能である」と言う本も、生物や遺伝子の進化というだけにとどまらず、文化や経済、制度やイノベーションに至るまで「進化」というものが成功を招いているというおとぎ話を連ねています。

 

そんなわけで「進化」という言葉に惹かれて本書を手にとって見たものの、あまりの能天気ぶりに呆れ果てて最後まで読めませんでした。

 

著者の元々の専門は動物学であったようですが、「生物の進化」というものが原始の動物から最高の人間を作り出すためにあったと言うことはなかったでしょう。

たまたま変異で別のものになったという以上の意味合いはないものと思います。

 

まして、政治システムや民主制度、経済体制が「進化」しているなどということはとても信じられません。

そんなわけで、「進化は万能である」ということはなく「進化は幻想である」と言っておきましょう。

 

 

 

 前著の「繁栄」の書評コメントには「悲観主義が横行する中でこのような超楽観的な物は良い」といったものがありました。

社会の危険度を正当に評価すれば悲観主義にならざるを得ない現状で、超楽観などは百害あって一利なしと認定します。




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