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「悪意の心理学 悪口・嘘・ヘイト・スピーチ」岡本真一郎著

コミュニケーションというものには、ダークサイドもあります。

「悪意」のコミュニケーションというものは、人間社会にはどうしても存在するもののようです。

著者の岡本さんは社会心理学がご専門の心理学者ですので、そういったコミュニケーションについて、様々な面から詳しく解説を施しています。

 

本書冒頭には、「コミュニケーションの仕組み」という解説を置き、基本的な定義をしてから話を進めようとしているのですが、ちょっと難しくなってしまったかもしれません。

 

つぎに「うっかり失言」の問題についての解析が始まります。

「悪意のコミュニケーション」とまで言えるかどうかは分かりませんが、特に重要人物の場合には問題となるところでしょう。

 

さらに、偏見を抱き、悪口や皮肉で攻撃し、こじれていくと人間関係が壊れてしまうというところまで説明が進みます。

 

最後には、ヘイト・スピーチについての分析まで詳述されます。

ヘイト・スピーチについては、色々な作家やルポライターが書かれていますが、社会心理学者の書いた本書は実情を紹介するだけにとどまらないようです。

「差別」というものの構造というものも興味深いもので、差別語の「言い換え」ということでお茶を濁すということが多いのですが、差別意識が変わらないまま言葉だけ換えても差別語が移動するだけというのは当然の話です。

さらに、差別語を使わずに避けていても、偏見があれば差別表現につながるというのは面白い指摘でした。

健二は正一を叩いたよ。という文章と、健二は意地が悪かったよ。という文章では、後のものは健二の内面を推測してしまっており、同様の事情を表現してもそこに偏見が入ってきているということです。

 

コミュニケーションにも負の一面があるということなのでしょう。

 

 

 




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