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風に乗せるエゴ祈り

生きててほしいと思ってた人が、たぶん亡くなった。たぶんというのは確証がないから。不穏な動きがあって、きっとそうなんだろうなーと思っていた時から、だんだん状況的な証拠が増えていって、限りなく確信近い「たぶん」に変わっていった。

親交がめちゃくちゃあったわけではないし、数回会っただけだが、漫画に描かせてもらったり、私のエッセイ本を買ってくれて、「お気に入りだ」と本棚に飾ってくれたりした。紛れもなく、大きな愛だった。


昨日の夜からザワザワがどんどん増していって、2年前に自死を選んだ友人のことまで思い出して、不安な気持ちが抑えられなかった。自分から悲しい匂いを探りにいってしまってるような、そんな感覚があった。

なんとか眠りについて、朝になってからとある人のツイートを見て、確信に変わった時は、不思議と夜ほどの焦燥感はなく、ただ「そうか…」と力なくつぶやいた。


今日は休日出勤の日だった。ろくに眠れてないし、休みたいという気持ちがあったが、逆にいつも通りの日常を過ごしたほうが良い気もして、仕事に行った。

今日は、先輩に連れ添って立ちっぱなしで色んな人と話さないといけない仕事だった。基本的に先輩に連れ添っていたらなんとかなるのだが、知らない人がたくさんいる中で、どう振舞っていいか分からず、何回か変なことを言った気がする。終わってからその辺の商業施設のトイレで、自分の行動を振り返り、「へんに、輪に入れてなかった気がする」「輪の外で言ったアレは別に言わなくてよかった気がする」「早く帰りたくてしたアレは余計だった気がする」と、思考がグルグル回った。普段は自分の好きな人間とばかり関わってるから忘れがちだけど、そういえば自分はかなりコミュ障の部類だったわ、と思い出した。


彼女と初めて会った時もたぶん上手く喋れてなかった。すごく会いたかったので、緊張していたし、なにか失礼なことをたぶん言ったんじゃないかとも思う。

彼女は有名な人だった。彼女には、色んな個性があって、そのどれもが魅力的で、色んな人を虜にしていたのだと思うが、私は彼女の優しい雰囲気が好きだった。

よく「自分という偶像を演じるのがしんどくなる」と彼女は言っていた。気合いの入っているように見える姿と反して、人間的な弱さを兼ね備えている人だった。だからなのか、私は彼女の中に人間に対する包容力を勝手に感じていた。弱さを持っている人ゆえの優しさがあった。

数回会っただけだし、まともに喋ったのも少しなのだけど、その包容力に気を許していたのだと思う。


コンビニの駐車場で久しぶりにタバコを吸いながら、これを書いている。いつも通りに過ごそうと思ったら、仕事でコミュ障かましてトイレにこもって病み散らかすし、カフェで作業しても手につかなくて、Twitterで彼女の名前を検索して、意味もない時間を過ごしてしまうし、思い切って、今のこの気持ちをブログに書くことにした。

勢いで書いてしまったことをきっと後悔するんだろうけど、せめてやっつけで書くことがないようにと、酒は入れずに書いている。


隣でタクシーの運ちゃんがショート動画を爆音で流しながらタバコ吸っててなかなかアツい。なんかこれくらい自由でもいいのかと思ってしまう。


「そうは言っても死なないでほしかった」という気持ちがどうしても存在している

彼女の選択をどうこうできる立場にないのは分かっているし、しょうがないなとも思う。

死んで欲しくないという周りの声を無視して死んじゃうのもかなりのエゴだし、死にたい人間に「死なないでほしかった」って思うのもかなりのエゴだと思う。

そっちもエゴを突き通しているのだから、こっちも何しようとも勝手なのかもしれない。だから「生きていてほしかった」と言おうと思う。それがある種酷い祈りだったとしても。


ショート動画爆音流しの運ちゃん、仲間の運ちゃんが来て、大谷の話をデカ声でしている。友達いたらしい。完全に終わりの労働者じゃなかったんだ。よかった。


人の生き死にに対面してる横には、他人の人生が並んでいる。当たり前のことだけど、そうあってこそなのだとも思う。

私の人生も当たり前に続いていく。今日、仕事を休まなかったし、明日もご飯を食べていく。

でも、今私が抱いている感情に蓋をするのは、どうしてもやり切れなかったから、書く。書くことで、無視せず、向き合っていく。


こんなことを言っているけど、全て勘違いで、普通に生きているという可能性もある。それはそれで良いなと思う。ギリギリの所で「何とか生活をしている」と診断をもらって、笑って過ごしていてほしい。それが、どこであろうとも。そう願うことがやはりエゴなのだとしても。




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