お元気でいらっしゃいますか。
ご無沙汰しています。

昨年 1月の終わりに連れ合いが、6月には義母が、それぞれ整形外科で手術を受けました。
義母は まだ歩くのがやっとの状態ですが、おかげさまで痛みも治まってきて 漸く落ち着いてきました。
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今日は、ちょっとひと休み
滋賀県米原市春照(まいばらし すいじょう)の大平(おおひら)観音堂へ伺ったお話です。
昨年の初夏の事で また長々と申し訳ありませんが、よろしくおつきあいください。
長らくブログをお休みをしていた間、行って帰るだけのドライブに出掛ける事が何度かありました。
名神高速道路を東に走ると、空に近く すっと走る伊吹山の稜線が見えて来ます。

その日は、以前から行ってみたかったところに予約をしていて、約束の時間までは少し間がありました。
それで いつも高速道路から眺めるだけだった伊吹山の山頂付近まで 伊吹山ドライブウェイを通って行ってみる事にしました。
山頂の草原が 増え過ぎた鹿に食べられて保水力が弱くなった上に、山の下の方では土砂が溜まりやすい形状になっているそうで、
昨年の長い夏には 雨で崩れた土砂が、ふもとまで流れ込んでしまったのだそうです。
こうして見ると かわいいのですが…
ニュースで 土石流が何度もあったと知りました。
初めて出掛けた時は まだ6月でしたので、後にそんな被害が起こるとは思ってもみませんでした。
6月の伊吹山。遠目にも剥き出しの山肌が見えています。

伊吹山ドライブウェイを通ります。曇りの日でした。
この日は、ふもとの 大平観音堂 (おおひら かんのんどう) に予約をしていました。
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春照(すいじょう) という美しい名前のところで 大切にお祀りされている十一面観音立像は、58歳の円空が一本の桜の木から一日で彫り上げたと伝えられる仏さまです。
素朴で穏やかな笑みを湛えた観音さまでした。
円空は 12万体の仏像を彫るとの決意で 各地を行脚したと伝えられています。
大平観音堂へ行ってみますと、観音さまを大切に守っておられるご近所の方が待っていてくださって丁寧に説明をしてくださいました。

桜の大木から切り出して彫られた観音さまは、180cm余りの高さがあり、背の高いガラスケースにおさめられていました。
ガラスケースの戸を開けて 直に見せていただきました。

近くから撮ろうとしたら、お背が高くて 写しきれませんでした。
観音さまの立っておられる四角い木の板は、回転する台を作った方がおられたとの事で、この板を回すと 観音さまもゆっくりと回ります。背中側も見ることができます。

横から拝見すると平たくて、少し左を向いた ふっくらとしたおなか。静かな横顔が美しいと思いました。
背中には、円空によって梵字と七言絶句と和歌が書かれています。

読みと解説は、米原市教育委員会のサイトが 分かりやすく思いました。https://www.city.maibara.lg.jp/material/files/group/47/08.pdf
切れ長の目に黒い瞳が描かれています。教えていただいて気づきました。
大きな体に 健気に微笑むような痛々しさを感じるお顔まで、一日で彫り上げられたのかと 見入ってしまいます。
12万もの仏さまを彫ろうとして 一体一体の作品を 一心に手掛けた円空。
子どもの頃、父の仕事部屋に飾ってあった 鑿の跡も力強く荒々しい円空作の不動明王の写真が怖かったことを思い出します。
今は 素直な気持ちで観たいと思います。
頭の十一面は、並んだ観音さま達の小さなお顔がかわいらしく、柔らかな温かさが感じられ 思わず手を合わせてしまいました。
「私は こちらから見た観音さんのお顔が好きです」と、左斜めのお顔を見せてくださいました。

ほんとうに… 見る角度で印象が変わります。
こちらまで 知らず知らずのうちについ微笑んでしまうような優しいお顔をしておられました。
いろんな人の辛い気持ちを聞かれる観音さま。ちょっと疲れておられるような感じもして それがより身近に思います。そんな勝手な想像をしてしまいました。

イヌワシのテリトリーが70kmに及ぶこと、
今年は(2024年6月) ドライブウェイの近くで雛を育てているとのこと、
人が近づくと警戒し、子育てを諦めてしまうこと。そうでなくても、なかなか成鳥まで育たないとのお話でした。
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十一面観音を拝観した後、閉校した小学校の建物を再利用された懐かしい雰囲気の 伊吹山文化資料館で、
怪我をして保護され その後死んでしまった イヌワシの幼鳥の剥製を見ました。

幼鳥ですが 大きな翼を広げています。
幼鳥には、三つ星という白い羽根が翼と尾羽の3カ所にあるそうです。
梅雨の終わり頃に、サーナと名付けられた雛の成長が順調だとニュースで知りました。
9月にもう一度 伊吹山に行った時に、車の中から偶然 頭上に大きな翼を広げた姿が滑空する様を見ました。
望遠カメラを構えた人々が一斉に向きを変えて撮っていました。下から見上げると逆光で黒いシルエットが見えます。
お父さん?お母さんのイヌワシでしょうか。
サーナは、独り立ちがまもなくの今も 元気な姿を見せているそうです。
最近の様子も検索するとYouTubeで見ることができますね。
サーナ、どうか元気で過ごして。
🌸
大平観音堂で 十一面観音立像と伊吹山についてご解説くださいました地元の方や、米原市伊吹山文化資料館のご担当者さまには、大変お世話になりました。ブログに載せる許可までいただきました。
貴重なお話をありがとうございました。

長いお休みの間、いつもどなたかがブログを覗いてくださって本当に幸せ者だなぁと思っています。
久しぶりにブログを書きました。
ご覧くださる皆さま いつもありがとうございます。
宣伝になってしまい申し訳ないのですが、今 明石市立文化博物館で 1月26日まで 父の作品展が開催されております。(月曜日はお休みです)
https://www.akashibunpaku.com/
既にご覧くださった方もいらっしゃると聞いております。
私が休んでいました間に、ご自身のブログに何度も作品展の事を取り上げてくださった
ミヨコ・パーカさま https://newday.hateblo.jp/
詩人の今村欣史さまhttps://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/e/e27fdd06322c8bfaa2a0413b0b7ac7ca
取り上げてくださった方は まだいらっしゃいますよね。ありがとうございます。
温かいコメントをくださった方、会場へお運びいただき ご覧くださった方にも深く感謝申し上げます。
そして 作品に使わせていただいた俳人の先生方や詩人の先生のご家族さま、
詩人の先生のご家族からは、この度の展覧会のために作品をお借りしたとも聞いております。
展覧会の開催のために いろんなアイデアで盛り上げてくださり、美しい図録まで作ってくださった 文化博物館のご担当者さまとご一同さま、
ご尽力いただいた名筆研究会の先生方、
翔雲の家族として 皆さまに心から御礼申し上げます。
おかげさまで 素晴らしい展覧会になりました。

「飛」( 3.6m × 5.4m ) 村上翔雲 書 1990年作
この大きな作品は、翔雲の三女の卒業作品である舞踊の舞台の背景として、翔雲により制作されました。
舞台背景であった為、舞台終了後に処分され現在は残っていません。
この度の作品展では、大筆を持って「飛」を制作する翔雲の写真が展示されています。
上の写真は、名筆研究会誌の写真より転載させていただきました。実際の文字色は黒色です。
野の書ギャラリー








咲かなかった
































岸に近く湖面に菱の葉がびっしりと浮かんでいました。歩くと、蛙が次々と飛び込んでいきます。ひとりぼっちは嫌なのに、ひとりでいる開放感が楽しくて。贅沢やなぁと思います… たまにはいいですね。





「さよならさんかく またきて しかく」 「なーなーは、こたつでまるくなっているのか おにわをかけまわるほうか、どっちかな」
裏表紙は、物語に出てくる人物や生き物を 節子さんが、左手で作られた












先週末頃から 辺りが香りに包まれています。

センダイハギです。かわいいお花ですね。訂正させてください。
こちらは、お盆過ぎに近くで咲いていた 黒豆畑の花です。

畦には、あちらこちらで
身近な生活用品や生鮮食料品も日を追うごとに高くなっていくことを実感しますが、山の中でも新鮮なものが手に入るのが嬉しいです。




田植え前の土の上をタニシが這った跡は道路地図のようです。
キンラン
咲き始めの
奥の丸い葉には、


乗り手がかわいい
後ろへ回って見てみました。傍からすくすくと生えている清新なひこばえが美しいです。
朴の木(ホオノキ)。こちらも姿のよい大きな木でした。
緑陰を作る葉がきれいで何度も見上げてしまいます。
この写真はご参考になるでしょうか、以前 別の場所で写した梅花藻の花です。













華やかな表側と同じく、裏側も美しい意匠を施された作品が多いです。陶磁器は後ろに回って観る楽しみもありますね。
こちらは、ミルクを入れるクリーマーという入れ物が付いていないですし、
後ろに回って。
この度の展覧会で何度も出てきた「盛り上げ」という技法。「盛り上げ」で立体的に描かれたレースがふわりと巻かれたデザインの花瓶。
布を貼ってから焼いて絵付けをする布目仕上げの「色絵金彩布目」とのことです。キャンバスの上に描かれた絵のような質感のぽってりとした桃に暖かみを感じる作品でした。
藤の花。舞台衣装を纏った
どの角度からも隙のない華が感じられます。

艶やかなラスター彩の花瓶。壁に掛けてお花を飾るのですね。
こちらも
上の灰皿のデザイン画が四角い小箱に。
香水瓶
テーブルウェア。中央の丸い輪が並んでいるのは、トーストスタンドなのだそうです。
「色絵金彩アクアビーディング 菊文皿」


空色のお花は、
こちらは 見たことがあるようでわからなくて。先日拝見したブログから、コバノ
点々と咲く花に ついつい時間を忘れています。




