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2026年の銀河撮影、第1弾はM81を撮りました

「とくに制約もないことですし、明日は有休を申請して撮影に行こうかなぁ」

と家庭でつぶやいても答える者はおらぬ。しばらくして

「誰に言ってるの?」

と長男から突き放したような返事が返ってきました。よろしい、だれも私を止める者はいない。行ってこます!

翌日は仕事を早めに切り上げて、16時に自宅を出発。行先は神割崎です。

高速道路の出口近くの河北のローソンに寄り道して、弁当など買います。併設されたガソリンスタンド越しに西の空の様子を投稿するのがいつものルーティンです。透明度は少し悪いように見えます。

神割崎の駐車場で車を出ると、海鳴りが高く聞こえます。きっと海上では風が強いのでしょう。薄明の中に見え始めた明るい星はチラチラと揺れていて、シーイングもそんなに良く無さそうです。

しかし、そんな予想は良いほうに外れたのでした。

予想外の良い夜

今夜の対象は、M81ボーデの銀河です。撮って出しをASIFitsViewで確認すると、だいぶん良いように感じます

M81の撮って出しの様子。

ところで、M81のまわりには、シーイングを判断するのに良い指標があります。上の画像に赤い矢印で示した星の並びです。これはHIP48635A/Bという番号が振られた2重星です。

3年前の1月に、小山ダムでM81を撮影した時は、この2重星が団子状にくっついて写っていました。ところが今夜はしっかり分離しています。

ということは、シーイングが良さそうです。

撮影を開始したころ、柊二さんが合流。Sightronの18x80の双眼鏡をセットして二人で銀河の観望を始めました。

双眼鏡で空を見上げるワタクシ

夜が更けてから、シーイングだけでなく透明度も改善したようでした。いつになく銀河がよく見えます。比較的に淡いM101がハッキリ円盤状に見えていましたし、NGC4565の存在が双眼鏡で確認できたのも初めてでした。おおぐま座からしし座にわたって散在するほとんどのメシエ銀河を流して見て、楽しい夜になりました。

こちらはMT200でM81を撮影している様子です。

さとし@ysmr3104 さんがリリースされたManualImageSolverで久しぶりの星図。詳しくは近く記事にします

そしてまったりと星を見ているワタクシ。

気温も0℃くらいまでしか下がらず、心地の良い星見になりました。

そんなわけで、今回の撮影結果です

リザルト

M81 Bode's Galaxy
Date: 2026-03-16
Location: Kamiwari-saki, Miyagi
Optics: Takahashi MT-200 f=1200mm F6
Camera: ZWO ASI2600MM
Exposure: L)180s x 51f, R)180s x 21f, G)180s x 21f B)180s x 24f, total 5.85h
Processing: PixInsight, Photoshop

APS-Cのカメラに31mm径のLRGBフィルターを使っているため、ケラれる部分はトリミングしています。2xDrizzleにBXTでなかなか分解しました。

M81は典型的な渦巻銀河と比較すると色の分布が特異的で、カラーバランスの調整が難しい銀河だなあと思います。Astrobinの作例を見回してもなかなかしっくりくるのが見当たりませんでした。うえの結果にしても、もうすこし別の表現があるかもなあと感じています。

銀河本体にはHDRMTやLHE、DarkstructureEnhanceをかけて暗黒帯やローカルコントラストを強調しています。全体の絵に迫力がでるように周辺の分子雲も可能な範囲で強調しました。

この辺りの容姿が気に入ってます



 

 




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