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『オリーヴ・キタリッジの生活』 市井の人の心の襞よ!

『オリーヴ・キタリッジの生活』
エリザベス・ストラウト/訳:小川高義


この作者の
『私の名前はルーシー・バートン』
『何があってもおかしくない』
は架空の街アムギャッシュを舞台にした
人間模様が描かれていましたが。

『オリーヴ・キタリッジの生活』の舞台は、
アメリカ北東部にある小さな港町クロズビー。
こちらの方が作者の初期作品になります。

アムギャッシュは何にもない草っ原に
ひゅうひゅうと風が吹きさらしているイメージだけど、
クロズビーは田舎とはいえ隠居暮らしで移住する
高所得者層もいる海沿いの街。
アムギャッシュよりも涼しい風が吹いているイメージ。

タイトルに出てくるオリーヴ・キタリッジは
13篇の短編すべてに大なり小なり登場するけれど、
ひとつひとつを読むと主人公はオリーヴではないものが多い。
が、通して一冊を読み切ると、オリーヴの人生が
痛いほど追体験される。
いやもう、ほんと、痛いんですけど。

とにかく市井の人々への解像度が高い。
そうだよ、そう思うよ!もしくは、そう思いたいんだよ!
という挙動の連打である。
なんなんだろこの作者。

うーん、でもなあ、やっぱりオリーヴとは
仲良くなれないかなあ。
仲良くなれないけれど、あなたのことは好きだよ。
という複雑な感情。
揺さぶってくるんだよなあ、ほんと。




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