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『私の名前はルーシー・バートン』 人物の解像度高いな〜

『私の名前はルーシー・バートン』
エリザベス・ストラウト
小川高義:訳

主人公は、小説家のルーシー・バートン。
都会に住み小説を書き夫と娘もいる順風満帆っぽいスペックですが、
よくわからない病気で長期入院をする。
その期間を回想する中編小説。

何があってもおかしくない』の前作。

というわけで、私は出版順を逆に読んだわけです。
思った以上に、アムギャッシュの人々が断片的に
登場していたんだな。

私のなかではイキイキとしているアムギャッシュの人々が
こちらの小説では小さな物語のパーツでしかないのが、
驚きというか、面白かったというか。
(『標識』のおじさんがすごく好きなんだけど
 こちらの本では数行しか出てこないんだな。
 逆に、あの数行から、よく『標識』が書けたな!
 ストラウトすげ〜!!と思いました)

というわけで本作は、ルーシーと母、親子の関係性の物語。
これはこれでおもしろかった。
ルーシーの物の見方や考え方はスッキリしていて興味深い。
こういう子だったのか、と腑に落ちる感じ。
いや、多分年上だけど。

『何があってもおかしくない』と合わせ読みすると、
人間はどの視点から見るかで
評価やイメージなんてガラッと変わるものだな、
ということがよくわかります。
そして、どちらの面も正解なんだよな、と思わせる
作者の描写力は本当に凄いと思う。
ぜひとも、二冊をあわせ読みしてほしい。



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