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【読書メモ】2014年8月 ②

<読書メモ 2014年8月 ②>
カッコ内は、2021年現在の補足コメントです。


『グランド・ミステリー』奥泉光
おもしろい。すごい。
途中のメタ展開のグルーヴ感はさすがです。
SF的な要素も鬱陶しくなく気持ちよく読めた。
一冊目と二冊目が重なっている部分があったけど、
連続ではなくレイヤーみたいなことかしら。
『出口のない海』で回天の話しを読んだばかりなので、
カタセ氏は回天なんか開発して長生きする一冊目よりも
硫黄島で死んでしまう二冊目の方が良かったのかもしれない
と、勝手に思ってしまったけど、どうでしょう。

(冒頭は昭和16年の日本、真珠湾攻撃直後。
 『雪の階』『神器』とともに昭和20年前後の軍部が
 描かれているので、比較評価されることが多いようです。
 奥泉光作品では『シューマンの指』の次に好き)


『臨場』横山秀夫
検死官の短編集。

(現場に出向いて自殺か他殺かを判断する、
 「終身検死官」と呼ばれている男が主人公。
 短編8話。
 ジギタリスの句がおもしろかった。
 「よきこときく」みたいだ)


『誰か』宮部みゆき
うまいしおもしろかった。
のですが。
読者の解釈や先読みを一切許さないというか、
私の良き手順で書くのだから黙って読みなさいという印象を受けた。
完全に被害妄想だけど笑

(<杉村三郎>シリーズの第1作です。
 小さな出版社勤めから、一転、大企業会長の娘婿になり
 妻にも子どもにも恵まれた「平凡」&「幸福」&「善良」な人
 杉村三郎さん。
 という設定の時点で、私は気持ちがざわざわしてしょうがなかったです。
 だって、これ、宮部みゆきでしょ?
 絶対、酷い目(もしくは辛い目)に会うじゃん…!!!
 という思いがあったせいかもしれませんが、
 読んでいる間ずっと気持ちが不穏だったのです笑
 「平凡な幸せに浸ってるとミヤベが来るぞー!!」と笑)



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