<読書メモ 2013年1月②>
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『アルケミスト』パウロ・コエーリョ
表紙の絵が『ベロニカは死ぬことにした』と同じ画家で、
イマイチなイメージ…と思ったら、同じ作者の小説だった。
でもこれは面白かった。
大人の童話と言う感じというか。
ベロニカはうすっぺらいなーと感じたんだけどな…。
(羊飼いの少年が宝物を探してエジプトのピラミッドを目指す旅に出ます。
錬金術師と出会ったり、大いなる声(?)に触れたり、恋をしたり。
ちょっと啓蒙書っぽい感もあるけれど、素直な気持ちで読めれば
元気をもらえる一冊です。
こちらの翻訳は山川紘矢と山川亜希子。
読みやすくって、良かったです。
『ベロニカは死ぬことにした』は、
自殺未遂をして精神病院に入れられ、ついでに余命数日と宣告された
思春期のベロニカちゃんが大急ぎで自分を見つめ直す話し。
これはこれで、胸を打たれる人もいると思います。
私は、あざといなあ〜と思ってしまいました。
こちらの翻訳は江口研一。
作者のパウロ・コエーリョは、こういう大人の啓蒙書というか、
気持ちをリセットする系の物語が上手な人。
『アルケミスト』でアンデルセン文学賞(2007)受賞。
ブラジル在住。
日本版の表紙イラストは、平尾香さんという作家さんのようです。
角川から出ているパウロ・コエーリョの邦訳は
ぜんぶこの人のイラストで統一しているのかな?
ファンだと探しやすいし手に取りやすいから、良い手かと)