<読書メモ 2011年2月 ⑤>
意外とたくさんあった2011年2月の読書量。
仕事で、ちょっと大きめな節目があり、
ストレス多めの日々だったので、逃避していたのかもしらん。
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『きのうの世界』恩田陸
いわゆる「バカミス」とめった斬りに書かれていたのと、
他の恩田作品からの学習で、ミステリーとしての整合性は
期待はしていなかったので、楽しめました。
雨は「ひと雨くる」と言うけれど、ひと雨ふた雨と数えるの?というエピソードと、
「風が吹けば桶屋が儲かる」は「バタフライ・エフェクト」というのと、
水無月はもともとは「水の月」の意だったという話しが好き。
(章ごとに語り手が変わる体裁。
一応、”突然失踪して死体で発見された男がいて、
彼は「とある町」について調べていたようなのだが… ”
というワクワクするミステリっぽい下地はあります。
が、まあ、ミステリ的なハラオチへの期待無しで読めば
楽しめると思います。
としか言いようのない恩田ワールド全開の作品である)
『変愛小説集2』岸本佐知子 編訳
(メモなし。
岸本佐知子氏が編集&翻訳した「変」な「愛」の短編集。
『変愛小説集』の2冊目です。タイトル見ればわかるけど。
今回はあまり印象に残った作品が無かったのだけれど、
収録タイトルをメモっておきます。
『彼氏島』 ステイシー・リクター
『スペシャリスト』 アリソン・スミス
『妹』 ミランダ・ジュライ
これ、主人公の老人が、会ったこともない友人の妹に
妄想内で愛を捧ぐみたいなヤツです。
お前、ボーヴ『きみのいもうと』のアルマン(バトン)じゃないか…?!
『私が西部にやって来て、そこの住人になったわけ』 アリソン・ベイカー
『道にて』 スティーヴン・ディクソン
『ヴードゥー・ハート』 スコット・スナイダー
『ミルドレッド』 レナード・マイケルズ
『マネキン』 ポール・グレノン
『「人類学・その他 100の物語」より』 ダン・ローズ
『歯好症(デンタフィリア)』 ジュリア・スラヴィン
『シュワルツさんのために』 ジョージ・ソーンダーズ
ご参考までに)