
あらゆる考えとあらゆる思想には心を乱す性質があり
内面の安らぎと相反する

欲望、怒り、迷妄、五感が刺激され続け心安まる暇もないのが火炎地獄
全ては燃えている
囂々と燃え盛っている

過去や未来という非現実に心を溺れさせるなら
やがて刈り取られた後にしなび始める草みたいに
心も身体もグッタリしてくる

世界は全て揺れ、移ろいでゆく
それらにすがることなどできはしない
世界中を探究しても振動せず安らかなところなど
どこにも見つからない

一瞬たりとも安定することなく崩壊しては新しく生成する
これを猛烈なスピードで繰り返し、ぐらついている
どこにもしがみつくことなどはできはしない

すべてのものは自分の物ではない
心理現象、物理現象、身体、感覚、記憶、好き嫌い
意識、世界、すべては自分の物ではない

一切苦行
生、老、病、死、すべて苦しみ
楽しいと脳内錯覚させられていることすら実は苦しみ
あらゆるこだわりは意味がない

怨憎会苦 愛別離苦悩
いやな光景、音、香り、味、触覚、思考に出くわす、
またその逆が得られない時
その都度苦しみに襲われるのは当たり前の真理

実現不可能な4つの願望にあこがれ追い求める
生まれたくはなかった
老いたくない、美しくありたい
病気になりたくない
死にたくない

欲しい、足りないという欲望や記憶への執着を手放し
すべてのことに「まぁいいか」

身体、言葉、思考の業
未来に備えて善業を積む

死の瞑想を行って、生存本能の呪縛を解く

策略を弄してもお金にモノを言わせても
老いと死に対しては勝ち目がない

一旦生まれたもの、存在するもの、つくられたもの、
それらは全て壊れゆく定めにあり
この世に永遠のものなど何一つない

全ての物は一瞬一瞬
刻一刻と壊れて少しずつ消滅していく

だから、君はほんの一瞬も無駄にすることなく
精進するように