
いい作家は周りに違和感感じてるんですよ

構図考えてるなって、見てすぐにわかる写真なんて面白くないですよ

タイトルをつける時はなるべく曖昧に
タイトルによって見え方が変わるようにするんだよ

水のように物質性の弱い写真はロマンティックに見えたり、ノスタルジーに回収されやすい

望遠レンズは暴力的だから
世界を切り刻みたいという欲望の発露なんですよ

作品にするなら何らかのくくりは必要
ないと「いい写真だね」で終わりだから

固有名詞のある場所に頼らない方がいいですよ

歩いているときの不安定な感覚が写真に出ているから面白いんですよ

心の片鱗を見せようなんて思うとろくなことにならない

写真を撮るように文章を書く
形容詞を省いた文章
後藤明生の小説が参考になります
写真を見るように文章を書いている

ロケハンなんかしてもダメ
そのときはもう心の中で写真撮っちゃってるから
もう一回そこに行って撮ろうとしても
ぜんぜんつまんないんだよね

影響を受けないなら作品を見てたってつまらないじゃない

重いカメラを使えば使うほど写真が重くなってくる

今日とってつまらない写真でも
明日とるとおもしろくなることってあるんですよ
持続的にとることで面白く成る事があるんです

言葉と写真が完全にあうことって絶対に無いから
言葉が刺激になって写真の見え方が変わるんですよ

自分のコアにあるものを固めないと
見せ方だけ新しくしたってしょうがないでしょう