シーズン3、第14話「ホーマーとリサの絆:Lisa the Greek」January 23, 1992
(日本初放送:1993年12月18日、録音日:1993年9月9日)

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台本の表紙から分かるように、WOWOWではS3#12として放送されました。
<以下、ネタバレになります>
【画面】(台本上の通信欄)
・02:27 原音 リサ「パパは何で私の好きなものをすきじゃないの?」→マージ「リサはパパが好きなもので自分も興味がある事ある?」

台本上、リサ「パパは私の事に興味ないのよ」→マージ「んーパパが好きなもので興味ある事ある?」となっている部分。
最終的音声ではマージのセリフが「んーパパが興味あるものに関心持ったことある?」になっています。
翻訳者、現場スタッフがとにかく細部までこだわられて、セリフの数々を日本語化されていたことがよく分かります。
・02:44 原音 電気工具(power tools)

マージのセリフで「大工道具」になっている部分
・04:40 字幕「コーチのホットライン」04:41「かけて儲けよう」04:43「絶対に当たる」

・05:45 モール

場面説明
・07:15 字幕「モニターで監視中」07:27「ゆがめ!」
・09:59 時間で見えないのでカクニンして下さい 多分(HIP)だと思って訳しました 他の単語ならご連絡下さい→字幕「若者の最新スポット」

翻訳家の徐さんが確認しているビデオ映像にタイムコードが入っており、文字に被っていてよく見えないことについての業務連絡。
なお、徐さんの予想通り、横断幕に書かれている文字は“HIP”。
・10:10 原音「変態のホモエロチズム カナディアンルール フィリス・ジョージ」

図書館のカード目録で「フットボール」を探すリサですが、日本語にしてしまうとアルファベット順が成立しないので、翻訳家の徐さんが「ふ」から始まる単語を当てはめられているため、台本では「フーテン ブーイング ブーブー クッション ブキミな話…」となっているわけです。
・13:36 バーサティリティー→多芸・マルチタレント・気まぐれ
トロフィーを持つマージのセリフについての説明
・15:53 原音「コラーゲン注入クリニック」
リサが「美容クリニック」と言っている部分の注釈。
・17:58 原音「テルアビブのWキメル アレフナンも新加入しました」
実況者ブレッドの「今年からイスラエルのテルアビブにも映像が行っています」というセリフの注釈
・18:02 #13で登場

S1#11『バートのフランス日記:The Crepes of Wrath』(WOWOWではS1の最終話#13として放送)に登場したバートをこき使う農場の男・ユーゴラン再登場。
ここに気づけるのは、やはり同一翻訳者、同一スタッフが全話をワンチームで作っているからこそ!
近年の流れ作業的な低予算の外画作品では各話翻訳者もバラバラなことも多く、肝心の現場責任者(演出家や版元・ポスプロの担当者)も過去の繋がり等々をノーチェックでそのまま世に出されることもしばしば。故にまぁ当然そうなりますよねぇな仕上がりで・・・ドーッ!!
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・18:05 原音「すみません ミセス・ウェレンメロン」
ユーゴランたちが見るテレビから流れる声「すみません ドジふんじゃった~」とある部分の注釈。
・18:30 原音「猊下(げいか)枢機卿の尊称でよんでる」

最終的な音声では「陛下」になっている部分の注釈。
枢機卿だと耳馴染みがないと判断され、現場で変更されたようです。
大平さんも伝わるのか疑問に感じられたようで、台本に小さく「?」とメモされているので、大平さんの声によって変更された可能性が高そうです。
・20:42 字幕「教会」(アウト可)
表示時間が短いので、教会の看板が映らないシーンに字幕がはみ出ても良いことを伝える指示。
・21:17 原音「娘との関係はあと8年つづく」
ホーマーのセリフ「娘との親子関係は一生もんだもん」とある部分の注釈。
・21:22 字幕「次の日曜 スプリングフィールド山」
【音声】
・0:35 NFL番組の司会者
台本上「今晩は ブレットがNFL8週目を解説します」とあるところ、最終的な音声では「今晩は ブレットがNFL8週目をお送りします」になっています。
収録時にも言い回しの細部までこだわられて調整されていたことがよく分かりますね。
・0:46 スナックを堪能するホーマー

咀嚼音はすべて大平さんのセンスでアテられたもの!
・01:32 ホーマー喜びの叫び

ここも大平さんが原音を聞いたうえで台本にメモをし、叫び声を収録されています。
・01:58 願いを込めるホーマー

台本上「よし行けデンバー ホーマーを裏切るなよ」とあるところ、大平さんが語尾に「ッ」を書き込まれ、ホーマーの勢いあふれる祈りを表現されています。
細かな部分の表現まで一切妥協されないのが、大平さんスタイルです。
・02:03 手作りのドールハウスをホーマーに見せるリサ

台本上「人形のワンルーム・オフィス作ってみたの ここがキッチン ここが(?)を印刷するところ…」とあるところ、最終的な音声では「マリブ・ステイシーのお部屋を靴箱で作ってみたの ここがキッチン ここが仕事場兼リビングになっているの…」になっています。
原音では“I made a model studio apartment for my malibu stacy doll.This is a kitchen.This is where she prints her weekly feminist newsletter.”となっており、素訳は「マリブのステイシー人形のために、ワンルームマンションのモデルを作ったの。これはキッチン、ここで毎週フェミニストのニュースレターを印刷しているの。」になるわけですが、収録時に幅広い世代に分かりやすい、リサの子供っぽさも存分に出るようにした表現にされたようです。
・02:21 リサのマリブ・ステイシーのお部屋を褒めるマージ
台本上「まあーかわいい靴箱のアパート(?)、リサよく作ったわねェー」とあるところ、最終的な音声では「まあーかわいい靴箱のお部屋、リサよく作ったわねェー」になっています。
前に登場するリサのセリフに合わせた表現に現場で変更されたようです。
・04:03 ジミーの予想

台本上「☆今週のどんぴしゃ“ロック・オブ・ザ・ウィーク”はマイアミに決まり!(原音:I hereby declare Miami to be Smooth Jimmy's ‘Lock of the Week.’)」とあるところ、最終的な音声では「お堅い予想屋ジミーはマイアミで行くよ これが今週のカギだ!」になっています。
「ロック」でも「カギ」であることは分かりますが(画面にも絵も出てるし)、音声でもより分かりやすく、またTV吹き替え的なしゃべり言葉として、「カギ」をより強調するセリフに後から変更されたようです。
・04:12 別のチャンネルの予想

こちらでも台本上「☆今週の大予言“シューイン・オブ・ザ・ウィーク”は文句なしにシンシナティ(原音:I declare Cincinnati to be my“Shoe-in of the Week.”)」とあるところ、最終的な音声では「今週は文句なしにシンシナティ これに下駄を預けちゃおう!靴だけど~」になっています。
こちらも意味は変えずに、日本のことわざを巧みに組み込んで、よりTV吹き替えな仕上がりに!
04:03もそうですが☆マークは素訳なので別訳もある旨を現場に伝えるためのマークで、翻訳家の徐さんが別案を後から提示された可能性もありますね。
・05:11 ゆっくり話して通話料を稼ごうとする“コーチのホットライン”に不満たらたらのホーマー

台本上「何が風だよ!」とあるところ、大平さんが原音を確認された上で手を加えられ「ドー何が風だよ!」になっています。
秒数の都合で当初“D'oh!”はカットわれたものと思われますが、さすが大平さんですから“D'oh!”はしっかり拾われて吹き込まれています。
・05:19 痺れを切らして電話を切るホーマー
台本上「あーふざけんな ぼったくり!」とあるところ、最終的な音声では「あーふざけんな ぼったくりめ!」になっています。
ホーマーの口パクにぴったり合わせつつ、よりホーマーらしさを表現されている、「フランダースめ!」しかりキャラ像を完璧にご自分のものにされている大平さんならではのセリフですね。
・06:22 テレビを見ながら熱狂するホーマーとリサ

叫び声は台本上には指示がないため、大平さんと神代さんが原音を確認されながら、適切な声を当てはめられています。
また、原音“50 big ones!”を、ホーマーの口癖にちなんで「50ドル入ったドォ~!」と訳された翻訳家の徐さんのセンスも輝きます!
なお、この「〇〇ドォ~!」という表現は、以降お馴染みのセリフになっていたりします。
・06:37 リサに賭け事をしたのか問われたホーマー
台本上「いや賭け事なんて大げさなもんじゃない…」とあるところ、最終的な音声では「いや賭け事なんて大げさなもんじゃないよ…」になっています。
大平さんホーマーが子供たちを話すときの優しげな「~よ」の温かみは、やはり大平さんしか出せないものです。
・07:33 試着室監視員の気づき
台本上「万引だ はいてきたソックスと違う」とあるところ、最終的な音声では「万引だ はいてきなソックスと違うぞ」になっています。
・07:43 マージに試着をせかされるバート
台本上「待ってよ まだ開けないで」とあるところ、最終的な音声では「待ってよ まだ開けないでよ」になっています。
堀さんバートの情けないけどどこか可愛らしい「~よ」も魅力的です。
・08:21 リサを丸め込むホーマー

台本上「50ドルの件はママには内緒にしとこうな?」とあるところ、大平さんに手が加えられ「50ドルのことはママには内緒にしとこ、な?」になっています。
これ、大平さんが原語版のセリフ“Let's not tell your mother about our little wager, okay?”の最後の“okay?”(台本にもOKのメモ有)に着目され、セリフの語尾をあえて切って独立した「な?」にされているわけです。これもまた大平さんの名人芸、名演出です!
・08:49 お休み前にホーマーと話すリサ

台本上「来週の日曜も試合みるでしょ?」とあるところ、最終的な音声では「来週の日曜も一緒に試合見ていい?」になっています。
大平さんのメモから分かるように、大平さんが自らリサのセリフも演出されているようです。
ご自分のキャラだけでなく、番組の主役=座長として、すべてに目を配られるのが大平さんなのです。
・09:39 TV前で勝利を喜ぶホーマー

台本上「あーご免ご免…それで?午後の試合はどこだろ?」とあるところ、大平さんによって手が加えられ「あーご免ご免…それで?午後の試合はどこだ_?」になっています。
ホーマーの口パクに合わせて、大平さんがVチェックの結果カットされたものと思われます。
・10:40 リサをべた褒めするホーマー

台本上「あーこの子はもう カワイイ事言って」とあるところ、大平さんによって手が加えられ「あーこの子はもう カワイイ事言っちゃって」になっています。
口パクに合わせるため、大平さんがセリフを足されたようです。
また、息遣いからも興奮しているホーマーが存分に表現されていますね。
・10:48 日曜が来るのが待ち遠しいと話すリサにホーマーは…
台本上「日曜日じゃなく 父と娘の日だろ」とあるところ、最終的な音声では「日曜日じゃなくて 父と娘の日だろ」になっています。
娘に優しく語りかける優しいホーマーがセリフから溢れ出ます。
・11:08 モーの足の面影を確認するホーマー

台本には空気を吸い込むホーマーの息遣いのメモが。
・11:57 リサにバイオリン奏者へのリクエストを尋ねるホーマー

台本上「あーバイオリン弾き どの曲がいいリサ?」とあるところ、最終的な音声では「あーバイオリン弾き どの曲がいいリサ?え?」になっています。
食い気味に尋ねるホーマーを、追加した「え?」で表現された大平さん。もはや芸術的!
また、最終的には台本通りになったものの、その後のリサのリクエストの「ブロークン ネック ブルース」は、大平さん案では「首の骨ポッキリブルース」であったことが台本から分かります。
こういうところからも、大平さんは演者の1人としてだけではなく、演出家、プロデューサー等のご経験から、常にそれらの視点も持たれながら収録に臨まれていたことが伝わってきますね。
・12:14 凍死寸前の熱狂的ファン

原語版では“ G-string(Tバックの一種)”となっている部分が台本では「フンドシいっちょう」になり、さらに最終的な音声では「ビキニパンツ姿」になっています。
完成するまで様々なセリフが何度も調整されていたことがよく分かるシーンです。
・12:40 モーに電話するリサ
台本上「H・Sの代理のL・Sだけど」とあるところ、最終的な音声では「H・Sの代理のL・Sですけど」になっています。
リサらしくより丁寧に、ということか現場で変更されたようです。
・12:50 バーニーからボウリングに誘われるホーマー
台本上「バカ言うな スーパーボウルの日だろ…」とあるところ、最終的な音声では「バカ言うな スーパーボウルの日だろうが…」になっています。
こちらも、大平さんホーマー定番の言葉遣いの1つ「~だろうが!」です。
・12:54 ホーマーから次の次の日曜はどうかと尋ねられたバーニー
台本上「お袋がノルウェーから出て来るんだけど、ま、いいか」とあるところ、最終的な音声では「お袋がノルウェーから出て来_んだけど、ま、いいか」になっています。
細かな言い方の違いですが、もはやバーニーと一体化されていた広瀬さんがより砕けた話し言葉に仕上げられています。
・13:16 学校でフットボールの感想を話すリサ
台本上「4.5倍人気のセインツが勝っているにもかかわらずのりまくってラストでフィールドゴールを決めたのだ」とあるところ、最終的な音声では「4.5倍人気のセインツが3点勝っているにもかかわらずさらにラストでフィールドゴールを決めたのだ」になっています。
・13:43 バートへのプレゼントを見つめるホーマー

台本上「バートもそれは気に入るだろう」とあるところ、大平さんによって手が加えられ「バートもこれなら気に入るだろう」になっています。
“それ”と“これ”、長年言葉を操るお仕事をされてきた大平さんのセンスで華麗に入れ替えられています。
・14:00 もちろんマージから約束を聞いてもらえないホーマー

台本上「その前に怒らないって約束してくれるか?」とあるところ、大平さんによって手が加えられ「その前に怒らないって約束してくれる_?」になっています。
語尾をカットしつつ、「るぅ?」と甘ったれた雰囲気のホーマーの表現も、大平さんならではの魅力です。
・14:09 もちろんマージから怒られるホーマー

台本上「怒らないって約束しただろ?」とあるところ、大平さんによって手が加えられ「怒らないって約束した_ろ?」になっています。
こちらも1文字分カットしただけですが、14:00同様ちょっと丸みを帯びた言い回しになっているように感じます。
・14:17 例によって自分に都合のよい解釈をするホーマー

台本上「子供の才能をのばしてやるのが親のつとめだろう」とあるところ、大平さんによって手が加えられ「子供の才能をのばしてやるのが親のつとめだろうが」になっています。
12:50同様に、大平さんが口パクにちょい足しされるときの定番の1つでもある「~だろうが!」がここにも。
・14:23 マージからギャンブルは犯罪だと怒られるホーマー

原語版および台本上は「48州ではな」になっている部分、50州中の2州しか合法じゃないじゃない!というジョークなのですが、幅広い世代に理解してもらえるよう、とにかく視聴者ファーストの大平さんが手を加えられ「州によってはな」になっています。
また、その後の「損するのはモーだけ」とあるところ、最終的な音声では「損するのはモーだけだもん」になっています。
こちらも口パクに合わせつつ、甘ったれホーマーを見事に表現されています。
・14:54 リサから登山に誘われたホーマー
台本上「あー悪いな日曜はバーニーとボーリングに行くんだ」とあるところ、最終的な音声では「あー悪いな日曜はバーニーとボーリングに行くんだよ」に、またその後のリサのセリフは台本上「父と娘の日はどうなるの!?」とあるところ、最終的な音声では「父と娘の日は~!?」になっています。
ここも現場での話し合いや、大平さんが父と娘の会話の雰囲気を演出された結果だと思います。
・15:16 ホーマーのプレゼントで早速いたずらするバート
台本上「とどめの一発きつかった?」とあるところ、最終的な音声では「とどめの一発きつかった、オヤジ?」になっています。
原語版にある“Dad”は当初台本上では拾われていませんでしたが、現場の判断で定番の「オヤジ」としてセリフに組み込まれたようです。
・16:11 マリブ・ステイシー関連商品に群がる少女たち

バートの叫び声含め、すべて台本には指示なし。
・17:09 リサのフリに対し、(結果的に)全力のボケをかますホーマー
原語版のセリフ“Okay”のニュアンスを完コピしつつ、熟練のテクニックで緩急つけまくりの「いいね」を繰り出され、最高のギャグシーンに仕上げられる大平さんのパワーたるや…!
・17:15 リサに疑問をぶつけまくるホーマー

台本上「だけど?だけど何だ?どういうイミだ だけどって何だ?」とあるところ、「だけど?だけど何だ?どういうイミだ だけどって_?」になっています。
早口で言いきってしまえば、口パクに収まらなくはなさそうですが、あえて最後の「何だ?」とカットすることで、セリフがよりリズミカルに仕上がっているように感じます。
・17:30 意味深なリサの言葉に混乱するホーマー
台本上「パパはどっちに賭ければいいんだ?」とあるところ、最終的な音声では「パパはどっちに賭ければいいんだよ?」になっています。
こちらでは口パクに合わせる形で追加されています。
語尾の「よ」だけの追加ですが、この1文字にリサにすり寄る情けないホーマーの雰囲気が詰まっていますね。
・17:49 実況者のブレッドが今日の大会の案内を
台本上「メトロドームからスーパーボウル26 生中継でお送りしてます」とあるところ、最終的な音声では「メトロドームから第26回スーパーボウル 生中継でお送りしてます」になっています。
原語版に忠実になっていたところを、あえて日本の視聴者に耳馴染みが良いように、「第26回」という表現に変更されています。
・18:44 即ビールを没収されるバーニー
原語版では“Aw”、台本上は特に指示がありませんが、広瀬さんのセンスで「にゃにゃーにゃにゃ」になっています。
酔っ払いらしい謎の言葉、味わい深いです!
・19:09 番宣のトロイです!

台本上「このコンビはおかしいですよ」とあるところ、最終的な音声では原語版の“We're the original Odd Couple.(素訳:我々は元祖『おかしな二人』だ)”をちょっとアレンジした「まるで『おかしな二人』と同じ設定だな~」になっています。
なお、ドラマ『おかしな二人』のコンビの片割れ、ジャック・クラグマン氏演じるオスカー・マディソン役の日本語吹き替えは我らが大平透さんが担当されていました。故にこの辺りも考慮されてのセリフ変更の可能性もありそうですね。
・19:32 泣くホーマー

大平さんの台本にはメモで定番の「トホホ…」の書き込みが!
・19:33 レア!喋る常連客・サム

吹き替えはウィガム署長役の中村大樹さん。
・20:36 客たちの歓声の中ホーマーは…

ホーマーはだんまりなため、大平さんの台本のメモにも「ホーマーダマリ」とあります。
・20:53 盛り上げるブレッドのアナウンス
台本上「ワシントンが点を入れればファンは懐あたたかくハッピーな気分で首都に帰るでしょう」とあるところ、最終的な音声では原語版に忠実に「ワシントンが点を入れればハッピーなファンはうれしさのあまり車をひっくり返したり暴動を起こすでしょう」になっています。
シンプソンズらしさを追求し、こちらでは原語版に寄せた翻訳に。
このあたりのバランス感覚というか、絶妙な塩梅は、さすが敏腕スタッフの方々です!
・21:17 喜ぶホーマー

台本上「金は天下のまわりもの でも娘との親子関係は一生もんだあ!」とあるところ、大平さんによって手が加えられ「金は天下のまわりもの でも娘との親子関係は一生もんだもん!」になっています。
「もん」で韻を踏む楽しげな語感のセリフ作りは、職人大平さんだからこそ!
・21:23 息切れホーマー

ホーマーの息遣い、もちろんすべて大平さん演出です!これが素晴らしいのなんのって!!
最後の「いいかな?」もそうですが、台本通りに演じられている部分までリズムや緩急の付け方で、まるで大平さんが新たに考えられたセリフのように聞こえてきちゃうんだから脱帽です!!