シーズン33 第11話「ロンゲスト・マージ:The Longest Marge」January 2, 2022

スプリングフィールドの地元フットボールチームであるアトムズに、期待の新人Grayson Mathers グレイソン・マザーズが入団。しかし、鳴り物入りのルーキーの醜態に、ファンの盛り上がりは一挙に萎んでしまい…
<以下、ネタバレとなります>
・サブタイトルは、元NFL選手率いる囚人チームと看守チームがフィールドで激突する映画 The Longest Yard ロンゲスト・ヤード のもじり。
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なお、地上波放映された際の吹き替え版2ヴァージョンを収録したBlu-rayのリリースが、2025年1月に予定されています。

ドラフト会議とは、各チームの実力を均衡させ試合の流れを面白くすると共に、契約金の高騰を防ぐために編み出された制度。前シーズンでの順位が低い順に新人の指名権が与えられるので、万年最下位のアトムズにとって有利な仕組みとなります。

*日本のプロ野球でも採用されていますね
・下馬評の高いグレイソンの獲得に興奮し過ぎて、例によって暴徒と化す住民たち。

その様子を目にしたバーンズは、傘下の企業の中で唯一収益の上がらない安物ブランデー製造販売部門のCMタレントとして彼を抜擢する。ターゲット層での人気の高さに加えて、記者会見などで見せる傲岸不遜な態度へのシンパシーもまた理由らしい。

・グレイソン・マザーズを演ずるのは、俳優でコメディアンのBeck Bennett ベック・ベネット。

サタデーナイトライブのメンバー同士であるKyle Mooney カイル・ムーニーの脚本・主演による映画 Brigsby Bear ブリグスビー・ベア などで知られ、2025年公開予定の SUPERMAN:LEGACY スーパーマン:レガシー にも顔を出しているみたいです。
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*ここで挙げた2作品の一方は、捻じれた愛により人生を破壊されかけた主人公のリベンジを描き、もう一方の主役が、素朴で高潔な育ての親からヒーローとして最も重要な資質を与えられた人物という設定なのは、何やら示唆的
また声優としては、The Mitchells vs. the Machines ミッチェル家とマシンの反乱 や Nimona ニモーナ といった作品に参加しています。
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*共に諸般の事情でお蔵入りになりかけたところを、配信プラットフォームに救われた作品です
・いよいよ新シーズンが開幕。スタジアムに詰めかけたホーマーらは、プライベートでの不摂生がたたり、全く実力を発揮出来ないグレイソンの姿に、すっかり落胆させられる。

ブーイングの嵐の中、それとは対照的に絆を深める雇用者と雇用主。

・不調の要因は愛情の欠乏と直感したマージは、グレイソンにシンプソンズ家へのホームステイを提案。

彼は、わずか2歳で親元から引き離されて以降、フットボールの英才教育漬けの子ども時代を過ごしたという、自身の壮絶な体験を告白する。

・一家総出の協力による心と身体のリハビリが功を奏しつつある中、生まれて初めてというグレイソンのバースディパーティが開催される。

*薬物依存からの脱却のお祝いでもあるらしい
・そんな折、シンプソンズ家に現れ、ワシの息子を返せ!と恫喝するバーンズ。グレイソンへの思いの深さは、マージに負けず劣らずなものだった様だ。

・フットボール選手としての復活には成功したものの、育ての母マージと育ての父バーンズのどちらかを選択することを強いられ苦しむグレイソンは、愛車フェラーリを駆り姿を消す。

・しばらく後、マージ宛てにスポーツチャンネルの祝賀イベントへの招待状が届く。会場で指定された席で隣り合った相手に、互いに驚きと不快感を隠せないふたり。

ブランデーをラッパ飲みしつつ、なんとなく打打ち解けあいそうになったところに、グレイソンが登壇。そして…

・このエピソードは、初放映日の数日前に亡くなられた John Madden ジョン・マッデンに捧げられています。フットボールの名コーチ・解説者として知られ、シーズン10 Sunday, Cruddy Sunda(熱狂!夢のスーパー・クレイジー・ツアー)にゲスト出演された方です。
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