シーズン3、第4話「マフィアのバート」"Bart the Murderer"」October 10, 1991

楽しみにしていたシリアルのおまけをホーマーに横取りされるは、ヘルパーに宿題を食いちぎられてしまうはと、朝からツイてないバート。そうこうする内にスクールバスに乗り遅れ、仕方なくなくスケボーで学校へ向かうも、一天にわかにかき曇り。何とか学校に辿り着いたはいいが、今度は親の許可書を忘れたせいで、楽しみにしていたチョコレート工場の社会見学にも行きそびれ、一人スキナーの手伝いをさせられるハメに。今日は厄日だよと帰路に着くが、再び複数の不運に襲われるバートの運命は……
<以下、ネタバレになります>
・スプリングフィールドの裏社会を仕切るマフィアのたまり場である地下のバーに、スケボーごと転落したバート。たまたま競馬の勝ち馬を言い当て、また見よう見まねで作ったカクテルを気に入られた彼は、放課後にはココでボーイを務めることになります。地元ギャングの下働きの少年が、やがて一人前のアウトローとして成長してゆくという、前年に公開されたマーティン・スコセッシ監督の『グッドフェローズ"GOODFELLAS"』と類似した展開からパクリ疑惑もささやかれたそうですが、あくまでも偶然の一致との由です。
・競馬馬の名前は、何れも有名カトゥーンの主人公のキメ台詞をもじったもの。ホーマー役の大平透さんも演じられていた、原始家族フリントストーンのフレッドの"Yabba Dabba Doo"に、

バッグス・バニーの"Ain't I a Stinker?"などなど。

"Eat my shorts!(パンツでも被ってろ!)"と"Don't have a cow!(バカでねぇの!)"がバートのそれなのは、説明不要ですよね。
・マフィアのボス、ファット・トニーが初登場。

オリジナルボイスのジョー・マンテーニャは『ゴッドファーザーPART III"THE GODFATHER: PART III"』や『バグジー"BUGSY"』などでのマフィア・ギャング役でお馴染みの俳優。

・バートが働くシーンで流れるのは、60年代を中心に活動した女性コーラスグループ、シフォンズの『素敵なある日"One Fine Day"』。
・マフィアファミリーの一員として、裏社会にずぶずぶとのめりこんでゆくバート。ある日、いたずらのお仕置きで、スキナーに居残りをさせられた彼は、バーへの出勤が遅れてしまう。
その翌日、スキナーが謎の失踪。ファット・トニー一味の犯行と睨んだウィガム署長に一網打尽とされた彼らは、法廷で思いもかけない証言をし始め…

法廷に掲示されるファミリーの相関図は、ゴッドファーザーPART IIIからのパロディ。
・一件落着後、今回の経緯がドラマ化されるも、モデル料は一切支払われないと知ったホーマーは、ホントの悪党はアイツらだ!と激昂しますが、このドラマでバートを演じるという設定になっているニール・パトリック・ハリスは、

当時人気子役として、『天才少年ドギー・ハウザー"DOOGIE HOWSER, M.D."』の主演などで知られていました。

その後も個性派俳優として活躍を続けており、『スターシップ・トゥルーパーズ"STARSHIP TROOPERS"』や最近では『ゴーン・ガール"GONE GIRL"』でも重要な役を演じています。

昨年度アカデミー賞での総合司会も、記憶に新しいですね。
<声の出演>
| 役名 | お名前 |
|---|---|
| ホーマー | 大平透 |
| マージ | 一城みゆ希 |
| バート | 堀絢子 |
| リサ | 神代知衣 |
| スキナー | 青森伸 |
| クラバーペル | 巴菁子 |
| ファット・トニー | 津田英三 |
| ライオネル・ハーツ | 石丸博也 |
| ウィガム | 中村大樹 |
| ミルハウス | 飛田展男 |
| バーンズ | 北村弘一 |
| スミサーズ | 目黒光祐 |
| クラスティ | 島田敏 |
| オットー | 安西正弘 |
| ケント・ブロックマン | 糸博 |
| ルイス | 渡辺久美子 |
| ルー | 伊藤栄次 |
| ラルフ | 真柴摩利 |
| リチャード | 永澤菜教 |
<日本語版スタッフ>
| 役職 | お名前 |
|---|---|
| 翻訳 | 徐賀世子 |
| 調整 | 栗林秀年 |
| 効果 | 関根正治 |
| 演出 | 春日一伸 |
| プロデューサー | 松岡紀之(WOWOW),小川眞紀子 |
| 録音 | Studio Saurus |
| 編集 | ムービーテレビジョン・スタジオ |
| 制作 | ムービーテレビジョン |