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「アラスカ物語」 新田次郎さん

 新田次郎さんの小説2つめに挑戦。「アラスカ物語」は宮城県石巻市出身のフランク安田がアラスカのエスキモーの暮らしに溶け込み,その一生を人々のために尽くした話。

 白人から受ける差別,それは時に命の危険もあるほどの差別。そして命がけで村を人々を救おうとした強い意志。現地で出会った日本人,白人との信頼関係。戦時下の理不尽。自然の厳しさ,美しさ,そして畏敬。

 常に命がけなのでハラハラドキドキ。でも,もっとも心拍数が上がったのは,フランクの場面ではなく,妻がもう一人の女性と一緒に留守を守っている夜に起きた狼群との戦いでした。しかも,そのタイミングで赤ちゃんが生まれるなんて!「読み進めるのが怖い!」と一度本を置いたりして・・・。白人カーターが本当に信頼のおける人かどうかも気になりながらの読み進め。結局,最後まで信頼できるいい人で本当によかった。

 歴史的にはアメリカの捕鯨の歴史,動物の乱獲,ゴールドラッシュ当時の人々の必死さ(金の亡者のギラギラした感情),そして,それに翻弄されるエスキモーたちの暮らし。栄枯盛衰。様々な背景をみたなあという感じ。明治の人の強さをこの本でも感じた。

 新田次郎さんの本,2つめも毎日仕事から帰って家で本を開くのが楽しみでした。次は何を読もうかな。

 

 




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