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展示会のブース巡回のススメ

2024/6/20~6/21に幕張メッセで開催されたAWS Summit Tokyo 2024に参加してきました。参戦記を書こうと思ったのですが、「コミュニティのみんなと会えて楽しかった!」とか「新しいサービスの発表があって楽しかった!」とかはきっと沢山の人が書いてそうだと思ったので、今回はちょっと目線を変えて「展示会のブース巡回のススメ」というネタを書いてみようと思います。

展示会のブース

昨年からオフラインの展示会も再開され、多くの企業がブースを出展されるようになってきました。展示会のブースは、新しいサービスや製品の情報を得るだけでなく、その企業の社員と直接話すことができる貴重な機会です。しかし、以下のような理由であまりブースを回っていないという方も多いのではないでしょうか?

  • 使っていない/使う予定のないサービスの話を聞いても仕方がないと思っている
  • 紙の資料を沢山もらっても重くて持ち帰るの大変
  • 展示会終了後、メールや電話で大量の営業攻勢をかけられるのが嫌

そのため、知り合いのブースに行って挨拶はするものの、それ以外の企業のブースにはあまり行かないという方も多いのではないでしょうか。

まぁ上記の理由については僕もそういう面はあることは否定しませんし、電話での営業攻勢はちょっとご勘弁と思うこともあります(営業の方申し訳ありません・・)。しかし、展示会のブース巡回は、ただ情報を得るだけでなく、自分のキャリアやビジネスにプラスになることが多いです。そこで、今回は展示会のブース巡回のススメを書いてみようと思います。

ブース巡回のメリット1:自分の引き出しを増やせる

知らない商品を知ることは、自分の引き出しを増やすことに繋がります。直近で使う予定がなかったとしてもいつか使うかもしれないし、使わないまでも「そういえば昔こんなサービスがあったな」と思い出すことがあるかもしれません。

例えば自社サービスで何か新しいサービスを使おうと検討をするとき、引き出しの中にある情報を元に検討を始めるのと、0から調べるのとでは大きな差があります。お客様に提案する際にも多くのことを知った上で提案する場合は言葉の深みが全く違います。

製品やソリューションの引き出しの多さはエンジニアとしての教養といえるかもしれません。

ブース巡回のメリット2:社員の方と直接話せる

展示会のブースには、その企業の社員の方が常駐しています。そのため、直接社員の方と話すことができます。社員の方と話すことで、その企業のカルチャーやサービスに対する考え方を知ることができます。

AWS Summitのような大規模な展示会だと、かなりの確率でCxOやエバンジェリストといった人や、普段コミュニティで活発に活動している人がブースに立っていることが多いです。そのため、普段なかなか話す機会がない人と話すことができるかもしれません。ここで知己を得ておくと、コミュニティイベントでお会いしたときにも話しやすくなるかもしれません。

ブース巡回のメリット3:勝手アーキテクチャ道場で自身を鍛えられる

今回一番僕が伝えたかったのは、「ブース巡回は勝手アーキテクチャ道場のチャンスである」ということです。

今回のAWS Summitのセッションでもありましたが、アーキテクチャ道場というのはあるお題(ビジネス要件や技術要件)に対して、どういうアーキテクチャを組むと良いかをみんなで考えるというものです。楽しいイベントですし、自身のアーキテクトとしてのスキルを鍛えるのにも最適なので大人気のコンテンツです。

先ほども触れたように、大規模な展示会だとブースには技術系のトップないしは実際に構築や運用に携わっているエンジニアの方が立っていることが多いです。この方々とお話しすると、実際に製品で使われている技術要素やアーキテクチャについて、公開できる範囲で聞くことができます。経験上、うまく質問するとかなりの確率でノリノリで細かいことまでお話しして頂けます。ソフトウェアエンジニアってみんな教えたがりというか知見の共有が大好きですよね、素晴らしい文化だと思います。

そこで、私がブースに行ったときによく使うアプローチを紹介します。

  • まずどなたでもいいのでブースの人にサービスの概要を聞き、その裏側がどうなってそうかを考える
  • 「ちょっと技術的なことを聞いてもいいですか?」と聞く。状況に応じて詳しい人が来てくれる。
  • 想像したアーキテクチャ等を元に質問をして、答え合わせをしていく

例えば私がよくする質問のパターンとしては以下のようなものがあります。

  • 「このサービスはAWSのXXX(というサービス)を使ってるそうですが、入力はS3にファイルを置いてもらってLambdaで送り込む感じですか?」
  • 「お客様環境にデプロイできるということですが、実際のデプロイ時は適当なIAMロールを払い出してもらってそれで御社の方が作業するんでしょうか?」
  • 「使われてるXXXというサービスはあまり使ったことがなかったのですが、アプリケーションの用途からするとXXXの処理を任せてるんでしょうか?このサービスの選定の基準ってありますか?」
  • 「このサービス、XXXができるということですが、つまりはお客様のデータをXXXを使って収集し、そこからXXXを使ってXXXに送り、そこでの処理結果をXXXで可視化しているという理解で合ってますか?」

このようなやり取りをするためにはまずサービス概要や資料から自分ならどういうアーキテクチャにするかを考える瞬発力や、提示されたアーキテクチャから意図を読み取る理解力などが求められます。
最初は難しくて何を質問するといいのかも分からない・・ということも多いですが、やっていくと徐々に慣れてきます。そして、慣れた頃には格段にアーキテクトとしての自力が身についていることでしょう。しかも、出てくるアーキテクチャは全てリファレンスなどではなく実際に使われているものですし、説明していただける方はそのアーキテクチャを選定し、実際にプロダクションで使っている人です。これに勝る教材はないでしょう。

もちろん全く知らないクラウドサービスを使った製品の場合もありますが、それもまた新しいサービスを知るチャンスです。そのサービスを使っている企業の社員と話すことで、そのサービスの使い方や運用方法について実務で使っている方から直接聞くことができます。

まとめ

展示会のブース巡回は色々なメリットがありますが、勝手アーキテクチャ道場でアーキテクトとしての力を磨くチャンスでもあります。アーキテクトでなかったとしても、実践的なサービスの使い方を身につけるチャンスです。ぜひ積極的にブースを回ってみることをおすすめします。

ブースの方からすると「あなたの勉強のために話してるわけではないんですが・・」と怒られそうな話ですが・・そこはもう・・すいませんw

注意事項

ブースを回って頂いたノベルティや資料はちゃんと持ち帰りましょう。自分が使わないノベルティであれば家族や社員へのお土産にしましょう。くれぐれも会場で捨てたりホテルの部屋に放置して帰ったりオークションサイトに出品したりしないようにしてください。




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