
告知がだいぶ遅れてしまいましたが、コミックマーケット107にお席をいただけました!
水曜日東5ホールの「ト」-66aです!
東5ホールの入口から入ると目の前が醤油! のはず!
なぜ告知が遅れたか。それはもう、新刊がまだ完成していないからに他なりません。今回の新刊は『醤油手帖 醤油メーカーの鍋つゆ編(仮)』です。
はい、まだ(仮)がとれていません。
いや、内容は決まっているんですが、語呂がもうちょっと良いものができるかなあと試行錯誤をしていたりします。
そんな新刊はどんな内容かといいますと、文字通り、醤油メーカーが造った鍋つゆを大特集しているのです!
醤油メーカーの鍋つゆ、と限定しているのにはどういう意味があるのか、気になる方もいるかもしれません。ここでせっかくなんで、まだいじって変更する可能性は高いんですが、現時点でのまえがきを公開しちゃいます。
冬の風物詩といえば、やはり鍋でしょう。寒さが深まる季節には、温かな鍋料理が欠かせません。鍋で食材を煮込むという、構造そのものはシンプルな調理方法のためか、日本各地には多彩な鍋料理が郷土料理として存在します。それどころか、世界に目を向けても、西洋料理のブイヤベースやシチュー、中国料理の火鍋、韓国料理のチゲなど、似た調理法の料理はたくさんあるのです。
そんな鍋料理を作る際に心強い味方となるのが「鍋つゆ」でしょう。だしを取って、味を決める。いわゆる鍋の心臓部をすべてまかなってくれる頼もしく便利な調味料です。
実はこの鍋つゆ、この15年あまりで市場が大きく成長したジャンルでもあります。暖冬の影響で成長が鈍化した年はあったものの、市場規模は279億円から約500億円へと、1.8倍に拡大しているのです。冬になるとスーパーの棚に多種多様な鍋つゆが並ぶようになった、と実感している方も多いでしょう。いまや1000種類以上が販売される、一大市場なのです。
今回はそんな鍋つゆの中でも「醤油メーカーが造る鍋つゆ」に注目し、紹介していきます。多くの鍋は、味のベースに醤油がありますよね。そして醤油は郷土料理と密接に結びついていて、その地域の味を体現する調味料といえます。つまり、醤油蔵が自ら造る鍋つゆには、その土地の食文化が反映されているものが少なくないのです。
本書はそうした醤油メーカーの鍋つゆを通じて、各地の食文化まで掘り下げる一冊を目指してみました。百花繚乱の鍋つゆ選びの一助となれば幸いです。
なお、前述の理由から、現在の鍋つゆ市場でトップクラスの売り上げを誇るミツカン、味の素、久原、ヤマキといった各メーカーの商品は、大好きではあるものの、一部を除き本書では扱っておりません。あれがない、これがないと思われるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。
はい。うちは「醤油手帖」ですから、今回はあえての醤油に注目をしたラインナップになっています!
あと食文化を考えると、やっぱり醤油メーカーの方がわかりやすいかなあとも。もちろん大人気のメーカーの鍋つゆにも食文化が反映されているものは少なくないのですが、醤油という軸で考えると見えてくるものもあるのです。
現在鋭意制作中なので、続報をお待ちいただければと思います。
何がこんなに時間がかかっているかというと、人は、一日に鍋を食べられる量に限界があるんだなあ、ということでしょうか。いや、毎日食べているんですが、消化ペースがなかなか厳しいんですよね……でも食べなきゃ書けない……
というわけで、『醤油手帖 醤油メーカーの鍋つゆ編(仮)』をどうぞよろしくお願いいたします!