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少年ジャンプ+10周年漫画賞 結果発表

創刊10周年記念 少年ジャンプ+10周年漫画賞 結果発表

各先生部門賞7本&佳作10本出る!受賞作10本を一挙少年ジャンプ+掲載!

賞金300万円&少年ジャンプ+掲載

該当なし

賞金各100万円&少年ジャンプ+掲載

お前が言うな、メガネ野郎

63ジャンプ+掲載!

お前が言うな、メガネ野郎

のずも

  • 阿賀沢紅茶先生賞 100万円
  • 橋本悠先生賞 100万円
  • 佳作 30万円

賞金 計230万円!

あらすじ

ド真面目で熱血な生徒会長ヴラドは、不真面目な同級生のマッケンジーのことが気に食わない。しかしある日、彼女にはめられて2人で居残りをすることになり…!?作品を読む

阿賀沢紅茶先生コメント

もうまず絵柄が大好き。描き文字や絵作りが全画面可愛くて、過去作あるなら読みたいし、次回作発表された際は絶対読むぞ~!と思いました。「絵が刺さる」って本当に武器だと思います。(きっと、私以外にもこういうこってりしたファンがつくと思います。)

きっとこの話の見所というかフェチの詰め込まれた箇所は、どんどん崩れてゆくヴラド会長の変化の部分かと思うんですが、もう少し「分岐」をわかりやすくして、分岐前(真面目)・分岐後(崩壊)の会長の差をはっきりとさせても良いかと思いました。
ヴラド会長がマッケンジーに心乱される描写が ①自分の子供っぽい部分を引っ張り出される(p16とか)/ ②意外に察せる(p18)/③色仕掛け …と、何箇所かあり、惹かれる理由の出来事はp26あたり(①)でも、意識したきっかけの出来事はp30のキス(③)だったり、結構出来事が多くドタバタしてるので、読み切りの短い尺の中だと わかりやすく「ここ!」という出来事をつくってしまった方が、読み手が感情の変化に納得しやすいかと思います。

反対に、じわじわ変わる様が描きたい・むしろドタバタが描きたい!という場合は、p16でダイジェストにしてる部分を掘り下げたり、p17のヴラド会長の鬱屈具合(本当はどうなりたいか)を掘り下げたり、マッケンジーがもっと振り回すなどしてもいいと思います。
(尺が短かろうが長かろうが、「そりゃこの子、この人のこと好きになるわ」という納得感が高ければ高い程、ラブコメはサービス度が上がると思います。)

冒頭の「超能力者~…他人の感情と考え事がわかる」のくだりが、活きてきそうでそんなに重要じゃないのがちょっと歯痒いので、1番の回収がp42(会長のことを考えた途端会長が現れた)なのであれば、マッケンジーのホラの内容は「なんでも思い通りに出来る」とかにしちゃってもいいのかな と思いました。

橋本悠先生コメント

絵もキャラも話も良すぎます。魅力がすでにプロのレベルを越えているのですぐに連載してください。私から言えることは特にありませんので感想を書きます。まず2pのツカミで全て持っていかれました(お前がメインかい!)。ヒーローもヒロインも個性的で可愛く描きながら対等なラブコメが成立している内容も素晴らしいですが、とにかく顔の表現力が凄まじいです。顔の「ヘキ」だけでお金がとれます。そして何より二人分の「恋」が、逃げずにきちんと描かれています。これは誰にでもできることではありません。新作も楽しみにしています。

編集部講評

キャラの目の動かし方、喋り方、動作一つ一つに作家さんのヘキが詰まっていて、この登場人物2人に執着を感じるラブコメでした。好き嫌いが分かれるヒロイン像でもあると思いますが、しっかりと最後まで描き切ったこと、素晴らしいと思います。次回作にも期待しております。

ココロさがし

64ジャンプ+掲載!

ココロさがし

柄本ともる

  • アンギャマン先生賞 100万円
  • 佳作 30万円

賞金 計130万円!

あらすじ

「ココロ」を探すロボット。彼は出会った人々にココロの在処を訪ねていくーー。作品を読む

アンギャマン先生コメント

短編作品としてよくまとまっています。寓話的な構成も良く、セリフ回しや細かなボケ、クスっとする笑いの差し込み方に作家性が感じられます。小さいコマがあっても読みやすく、セリフの量やコマ割にも工夫があって良かったです。

編集部講評

答えのない問いにこの作品ならではの形で答えを出した作品でした。最後まで温かい読み味が魅力でした。キャラクターのデザインも可愛らしかったです。印象的な構図が作れるとさらに読み応えが増すと思います。次回作も楽しみにしております。

LADYBUG

65ジャンプ+掲載!

LADYBUG

リアルヨシタカ

  • 岩田雪花先生賞 100万円
  • 佳作 30万円

賞金 計130万円!

あらすじ

殺し屋がターゲットとして狙うのは、人生を変えたロックアーティスト!?果たして自らの手で殺せるのか!?作品を読む

岩田雪花先生コメント

セリフや1p目の構成など、掴みにセンスがある作家さんだと感じました。主人公が悩む内容もドラマチックで感情移入がしやすく、24pの葛藤モノローグは特に印象に残りました。格好良い世界観を遺憾なく出せるセンスも大きな武器になると思います。
残念な点としては、場面転換の間の出来事が間引かれすぎていたり、主人公の葛藤や変化に唐突な印象があったりと、省略が多いため読みづらい印象がありました。ただこれらは技術論であり、今後の調整や練習によって整えられるものだと思います。作家さんが描きたいと思っている世界観や格好良さを今後も追求して見せてもらいたいと楽しみに思います。

編集部講評

殺し屋とロックという掛け合わせは新しく、またセリフやカメラワーク、アクションなどカッコよく魅せようとする工夫が感じられて良かったです。ただストーリーを進める為のキャラになっており、もっとキャラで引き込ませて欲しかったです。またアクションの意気込みは感じますが画力が伴うと尚良いでしょう。

カナエは…

66ジャンプ+掲載!

カナエは…

こまけん

  • 静脈先生賞 100万円
  • 千葉侑生先生賞 100万円
  • 佳作 30万円

賞金 計230万円!

あらすじ

育ての親をヤクザに殺された少女・カナエ。仇の名前を知った時、少女の壮絶な復讐劇が始まる…!作品を読む

静脈先生コメント

1ページ目から絵の描き込みがものすごく、圧倒されました。
特に2ページ目の立ち姿、夢に出てきそうなくらいインパクト強く、一気に掴まれました…!以降、血みどろでダークな世界観に魅せられていきました。
カナエが一体何者なのか、説明セリフがないのがむしろ良かったです。読者の脳を圧迫しないし、カナエが得体の知れないバケモノだ…という演出にもなっていたので。
ただ、カナエがずっと復讐だけに取り憑かれているので、どういうキャラなのかわからなかったのがもったいなかったなと。目的からちょっと外れた息抜きみたいなワンシーンがあると、もっとカナエが好きになれて、復讐を応援できた気がします。
ですが総じて、演出がバキバキにカッコ良く、ワクワクして読めるマンガだったと思います!

千葉侑生先生コメント

絵が激ウマ、優勝です!!
画力、演出ともにかなりすごいです!アナログなのもすごい味が出てて好きです。時間軸がいったりきたりするので見やすいように心がけるとよりよいと思います!

編集部講評

画面に込められた熱量・こだわりが凄まじく、画力・演出力・構図どれもがハイレベルでした。キャラ・展開はまだまだ類型の域を出ていないので、独自性が出るアイデアをさらに練ることが必要です。「自分にしか描けない面白さ」を意識し、次作に挑戦してください。

クロレキシロボット

67ジャンプ+掲載!

クロレキシロボット

まるまるも

  • タカヒロ先生賞 100万円
  • 佳作 30万円

賞金 計130万円!

あらすじ

小中と破壊兵器を作っていた黒歴史。高校入学とともに消し去って普通の高校生活を楽しもうとしたが、破壊兵器U3が学校についてきてしまい…!?作品を読む

タカヒロ先生コメント

結構ベタな感じではあるのですが、キャラは外見も言動も可愛いし、魅せるコマは魅せるし、素晴らしいと思います。モブキャラのノリも良くて、こういう世界観は好物ですね。そのまま連載いけると思いました。

編集部講評

キャラの掛け合いの細やかな部分までギャグが織り込まれており、読者をクスッとさせようという意識がとても良かったです。キャラデザも表情も可愛いものが作れていると思います。ただまだベタの域から脱せておらず、既視感は気になるところですので、まるまるもさんにしか描けないキャラ、ドラマを模索していってほしいです。

ポテトサラダを脳で喰う話

68ジャンプ+掲載!

ポテトサラダを脳で喰う話

にしうち艸

  • 春原ロビンソン先生賞 100万円
  • 佳作 30万円

賞金 計130万円!

あらすじ

財布の残金は500円と少し。でも、税込298円のポテサラが食べたい…!!作品を読む

春原ロビンソン先生コメント

すごい漫画だ。スタート地点から予想しないオチに到着して面白かったです。
すこしぶっ飛びすぎなのでこのオチに至る説得力を増さないと万人受けは難しそうですが、このままのセンスでマンガを描き続けてほしい気持ちもあります。

編集部講評

高い画力で描かれるぶっ飛んだ漫画、独自性に溢れていて面白かったです。今回は出来事に焦点を当てた作品だったので、次はドラマやキャラにも力を入れてみましょう。次回作に期待しております。

ループ&ドライブ

69ジャンプ+掲載!

ループ&ドライブ

安東呂亮

  • 松本直也先生賞 100万円
  • みかわ絵子先生賞 100万円
  • 佳作 30万円

賞金 計230万円!

あらすじ

最後の卓球大会、幼馴染との対決がループしている事に気付く諒。ループを抜ける為に試行錯誤するのだが!?作品を読む

松本直也先生コメント

タイムリープ×スポーツという下手すると主人公が卑怯になってしまいそうな題材を、ライバルも巻き込む事で正面からのぶつかり合いに持っていったのがすごく上手いなと思いました。展開も試合後の終盤にまで小さなどんでん返しが用意されていて、最後の最後まで読者を楽しませようという高い意識を感じました。2人のキャラクターも立て合っていて、タイムリープという要素の入った変わり種でありながら熱くて爽やかなスポーツ漫画の良さもちゃんとある、とてもレベルの高い漫画に仕上がっていました。

みかわ絵子先生コメント

個人的に一番面白かったです。青春スポーツにループを掛け合わせた二重のストーリー構成も難なくまとめ上げ、キャラの好感度も高く、文句のつけどころのない読切でした。ただ商業誌で連載するお姿を想像すると、もう一越画力が欲しいところです。この賞金が自己鍛錬の一助になれば幸いです。

編集部講評

タイムリープ×スポーツという卑怯にも成りかねない設定をうまく好感度高く仕上げている点が良かったです。またスポーツの熱さもしっかり表現出来ており上手さを感じました。ただループする設定を活かした展開の工夫が見れなかったのが残念です。また画力の向上も同時に意識して欲しいです。

賞金30万円&少年ジャンプ+掲載

修羅_野原のはて

610ジャンプ+掲載!

修羅

野原のはて

  • 佳作 30万円
あらすじ

漫画家デビューを目指す晶は、天才が大嫌い。しかし、ある日本当の天才と出会ってしまい…作品を読む

編集部講評

漫画を描いてる人なら一度は手に付ける「漫画」と向き合う題材ではありますが、そこに上手く天才に対する僻み、それを消化して昇華できない自分への苛立ち、ライバルへぶつける感情がストレートながら胸がすく終わりで読み味とてもよかったです。天才と凡人であっても言葉で育むのではなく、気持ちをぶつけて育んでる友情も良かったです。まだ画力や演出に足りない部分があるものの、磨けば光る才能だと思います。頑張ってください、応援してます。

笑う私と塞ぐ君

611ジャンプ+掲載!

笑う私と塞ぐ君

木谷いつき

  • 佳作 30万円
あらすじ

人前で上手く喋れない橙子は大学でお笑いサークルに入る。大会当日、様々な記憶が交錯し、自分の言葉で漫才を紡いでいく。作品を読む

編集部講評

実験的な構成や派手な画面など企みにあふれた作品でした。主人公のトラウマを軸にしたドラマも丁寧でよかったです。反面、説明の分量が多かったりなど、まだ読者を置いてけぼりにしてしまっている部分も目立ちます。次回作では、より読者の存在を意識しながら豊かな発想を発揮していただけることを期待しています。

タイムランドセル

612ジャンプ+掲載!

タイムランドセル

陽風穹

  • 佳作 30万円
あらすじ

発明好きな小学生・アマトの前に現れたのは、未来でアマトが作ったタイムマシンに乗った少年だった。作品を読む

編集部講評

感情描写が丁寧で、最後まで楽しんで読むことができました。ランドセル型のタイムマシンというアイディアも面白かったです。見開きや1枚絵で良い演出ができると更に読者の印象に残る作品になったかと思います。次回作も楽しみにしております。

賞金20万円 受賞は10代限定!

僕の半分

僕の半分

新津友人(16)

あらすじ

18世紀初頭、貧困の極地の路地裏で、「グロース」という呪いが生まれた。裕福な家庭の息子ポールは、目の見えない妹のために、買い物に行くが、不運にも呪いを受けてしまい……。

編集部講評

16歳という若さで、これだけの画面と物語を構築できるのは素晴らしいです。表情の魅せ方、コマ運び、構図にセンスの良さを感じました。キャラクターの感情の掘り下げも丁寧で、心に残る漫画でした。若さを武器に、新作をどんどん積み重ねてください。期待しております。

はくだくはくどく

はくだくはくどく

ひるあんどん(19)

あらすじ

平凡で幸せな日々の中、愛する息子に対してなぜか相反する気持ちを抱えてしまう父は、徐々に過去の自分と息子を重ね合わせていく…。

編集部講評

不穏な空気のにじませ方や緩急のつけ方が上手く、序盤から一気に引き込まれる作品でした。繊細な心情描写にも可能性を感じます。画力の研鑽やインプットを重ねつつ、今後もオリジナリティあふれる作品を生み出していってください。さらなる成長に期待しております。

かいじゅうショー

かいじゅうショー

瀧元流石(19)

あらすじ

ヒーローショーの怪獣役の主人公は、勢い余ってヒーローに怪我を負わせてしまう。主役不在の9日間が始まる…。

編集部講評

演出に工夫が凝らされていて、実験的な画面作りが一際目を引く作品でした。描きたいテーマをセリフにストレートに込められていた点もよかったです。今後も、読者を引き込むためのストーリー構成や画面構成など基礎力を磨きつつ、独自の発想を作品にぶつけていっていただけることを期待しています。

受賞まであと一歩

  • 「この漫画が終わるまで」二度寝。
  • 「地獄蠱毒」清田世一
  • 「灯の緒」牧野千尋
  • 「ファイト」草川カイ
  • 「蟲の葬儀師」柳楽響子
  • 「桜狩りの嵐」相川画狂
  • 「エスパー444」池尻勇也
  • 「肩の上の天使たち」鳴島鳴

総評

少年ジャンプ+編集長 中路靖二郎

ジャンプ+10周年記念漫画賞に沢山の応募ありがとうございます。今回応募いただいた作品、全体的にレベルが高かったです。ある人はキャラ、ある人は構図、ある人はドラマと、それぞれが持つ武器となる個性を感じる作品が多かったです。自分の個性に自覚的になり丁寧に磨いていけばプロとなった時にあなたを助ける力になると思います。ひょっとしたら自分が持つ個性を自覚できていない方もいるかもしれません。その時は編集者からのフィードバックを受けてみてください。自分でも気づいていなかったあなただけの武器が見つかるかもしれません。個性的で野心的な作品をジャンプ+はこれからもお待ちしています!




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