天気予報を見ていると、関東地方もいつ梅雨入りしてもおかしくないようす。やらなくてはいけないこととやりたいことが山積みで、「今すぐやるべきだ」と思っていることよりも「梅雨入り前にしたほうがいいこと」を優先しました。
それは、枯れ始めているチューリップ球根の堀上げです。


今年は紅白エリアと雑色エリアにしており、紅白エリアは「なぁんも考えないで全部ポイ」の予定でした。ぎゅうぎゅうに植え付けて、見ごたえばっちり。最高でした。
が、なんとそこに唯一無二のチューリップなどが2つ紛れていたため、「ポイ」ならず。
1つは模様入りの赤いチューリップ(個人的な通称:虎柄チューリップ)で、これが気に入ったらしい家族に、「あれはいいね」「あれはいいね」「あれはいいね」とたびたび言われました。たしかにあれはいい。しるしをつけて、助け出すチューリップにしました。
もう1つは混色で、通称オレンジ色のチューリップです。雑色エリアにもいたんですが、数が少なかったのでこれも助けることにしていました。
畑の土は栄養豊富なので、掘れば掘っただけミミズさんが出てきます。
ハルハナは赤っぽいミミズはどうってことありませんが、白っぽいミミズと青白いミミズは苦手です。堆肥山にいるのは赤っぽいミミズで、堆肥山は気が向いたらかき混ぜるので、よく見ます。よく「あっちでも仕事してくれる? 頼んだよ」と放り投げてもいます。ハウスに持ち込んだミミズはこっちですね。そして、畑にいるのが白っぽいミミズで、この色のミミズは赤っぽいのの数倍の大きさ?太さ?があります。それだけでもかわいくはない。コイツに、「恐怖のビッタンビッタン」をかまされました。
なにあれ。
なんだったのあれ。
さあ、振り返りのお時間です。
お気に入りのスコップを地面に刺して、ぐいっと持ち上げます。すくった土の中から球根を手で取って茎を折ってトレーに放り投げて、土をさぐって球根がもうないとなるとスコップをひっくり返します。
ひっくり返って表面に出たここにいました、小指ほど太くて青白い大きなミミズが。
土からの出具合がよかったのか、右へ左へ頭を振ります。
ビッタンビッタン。
すぐ止むと思ったハルハナは、次のひとすくいをしてしゃがみます。
ビッタンビッタン。
趣味の悪いメトロノームかよ。
茎ポキ球根ぽい
ビッタンビッタン
ビッタンビッタン
スコップの土を探って
ビッタンビッタン
ビッタンビッタン
ビッタンビッタン
怖い!
病気みたいな色のミミズがビッタンビッタンのたうち回ってる!
もう耐えられない!
足元の土をミミズの上に載せました。
ビッ……
止まりました。
埋めてはいないので、肥えた青白いミミズがそこにいることはわかっていますが、とりあえず止まりました。穴掘って埋ずもれろよ、と願い、少しの間見ていましたが、止まっていました。
とにもかくにも「ビッタンビッタン」が視界から消えたので、球根の堀上げを続けました。
ほんっと、あれは怖かったです。
ビッタンビッタンビッタンビッタンビッタンビッタン……
畑仕事をしていると、いやな思いも多少します。
見た目が苦手な虫、害虫だからいやだなという感情がわく虫。
だけど、「それをやめてくれ!」というような、本能的に嫌な気持ちになることはまれです。今回はそれでした。
緑色の体にお目目がいっぱいついたイモムシ並みに嫌でした。
忘れるために、誰かに聞いてほしくなったので書きました。
なお、誠に勝手ながら、この記事は、「あんな気色悪いミミズがいたことなんか思い出したくもない!」と思えるようになったら消します。