3月22日、オカヒジキの種を育苗トレーに蒔きました。
オカヒジキは、繰り返し収穫できる野菜?ですが、繰り返しているとだんだん針金に近くなります。食感もイマイチになりますし、収穫時の素手にプスプス刺さるのが地味につらい。種は直播きできますが、うちの畑の土では発芽率がそんなに高くなく、管理(土寄せ)と収穫が難しいのが困りもの。それらを解決するために、「数回に分けて種まきして定植」を実行することにしました。その第1回目の種まきです。
7×7=49のセルに、自家採種していたのを2粒ずつ蒔いて、水やりしてハウスに入れました。
で、このこと自体は今回の主題ではありません。このとき、種を入れているケースをひとしきりかき回していて、覚えのない種袋が出てきたんです。
葉ネギ。
かつて葉ネギを育てていたことは間違いありません。夏のそうめん・ひやむぎ・うどん・そばの薬味として大活躍しました。
そのときの葉ネギの種の袋を処分したところで、わたしの「葉ネギのある暮らし」は終止符を打ったんです。
打ってたはずなんだけどなあ…
葉ネギの袋が未開封で出てきたら「買ったのを忘れてただけ」で済む話ですが、開封済みで中身が入っていて、こぼれないように神経質に折りたたんでありました。
ということは、一度は育てているはずです。
…………いつ?
ヒントは種袋の裏にあります。そう、みなさんおわかり、有効期限です!
見ると、2024年の夏場でした。思うに、2023年の春~秋のあたりで入手しているでしょうね。2023年。あんまり記憶がない。野菜のことは意図的にブログに書いてこなかったので、記録もない!
そこで、家族に聞いてみました。
「今、小葱って育ててたっけ?」
→ ないよ。
「じゃあ、1年半くらい前に小葱やってた?」
→ やってたね。あの辺でやって、「なんか思ってたのと違う」って言ってた。
「それで、その小葱はどうしてた?」
→ 気に入らなくって全部抜くって言って、抜いてたよ。
(当初の予定ではハサミで切って繰り返し収穫するつもりだったのを、引っこ抜いて食べることにしたらしい。自分のことなのに、伝聞とは!)
だそうです。
そうとう不満だったらしいです。記憶から消すくらい不満だったらしいです。
「そうだったかな?」と自分の記憶を手繰り寄せているうちに、種を買ったときのことは思い出しました。少量パックを見つけて、「このくらいの量でじゅうぶんだ」と、春蒔きの他の種と一緒に購入しました。
だからきっとジニアや千日紅といっしょの時期に育てて収穫して食べてみて、そうそう、「辛(から)すぎる」と感じたんですよ。それが不満だった。味は思い出しました。
だけど、育ててた記憶は、ない……どこに植え付けてたんだろう? 繰り返し収穫するつもりだった、という大ヒントがありながら、場所の見当がつきません。
思い出せないことは仕方ない。この先を思い出したところで、どうということもあるまい。
わたしの口に合わなかった葉ネギの種、どうしましょう? 半年前に有効期限を迎えているところが悩ましくて、蒔けばある程度発芽はするでしょうが、家庭菜園をしている方に「もし良かったらもらってくれませんか?」をするにはちょっと、……。
種ももったいないけど、口に合わないのを育てるのにかかる時間と労力と肥料ももったいない。解決策は、二つに一つです。

というわけで、わたしが持つ、自分の記憶を消す力のすごさに驚いた報告でした。