今週末には時計の針を1時間すすめます。
これからは毎週のようになんらかのイヴェントが、あっちでもこっちでも催されることでしょう。
ストやデモも含めて。
国鉄のスト、今月17日の次は3月31日のゼネストだと思っていたらば、ニュースを見逃してたみたいで、昨日から30日までもスト。
4月から7月まで、毎月4日ずつのストっての、4月の日程(?)もわかりました。
8・15・22・29日だそうだ…。
昨日から始まったのは、日ごとにストの対象列車が代わってややこしく、4月はベルギーを地理的に4分割して、それぞれ交代でやるとのこと。
対象地域ではなくとも影響は絶対あるし、これも自分が動く際、その影響が読みにくくい。困る。
全部のストを1日にまとめていっぺんにやってほしい。
8日と15日は、仕事でアントワープに行かないといけないので、なんだか少しムカついてきた。
ストでお上になんらかのプレッシャーになってるかも、すごくあやしい。
たぶん今は政府もそれどころじゃないから。(ストの目的の一つは、年金支給年齢が引き上げられることへの抗議。)
先日のストの際、ニュースでインタビューをやってたんだけど、年配の人が「支持する」と言ってたのに対し、若者が「困るのは僕たちだけで、政府には何の影響もないと思う。抗議のやり方を考えてほしい。」と言ってました。
私も若者くんと同じように感じます。
ずっと前はVWの工場だったところで、そこが閉鎖されるときも大騒ぎになり、Audiが引き取ることで落ち着きこれまできた。
それも閉鎖というんで、ほんとに大騒ぎでした。
(武器製造工場になるかも、という噂話まで出た。)
他にもでっかいスーパーマーケットや、時代遅れのレストランのチェーン店など、次々につぶれています。
時代とともに、必要とされるもの・いらないものが変化していくのは仕方ないと思う。
その過渡期にちょうどあたってひどい目に遭う人が、その犠牲になるのはもちろん気の毒だし、どうにかするべきだけど、時代にそぐわないやり方を「残せ」と大騒ぎするのはやっぱりヘンだと思う。
さて、ここ数日のことなどメモ。
木曜日、年に一度、IRPA(Institut royal du patrimoine artistique)の中に入って、その活動を見学できる日。
毎月ほんの少しだけど寄付をしているので、ご招待してもらえます。
つまり、私の大好きな≪無料≫。笑
日中は20℃くらいまで気温が上がる、とても良いお天気の日でした。
サンコントネール(独立50周年記念)公園の中にあります。


この公園にある軍事ミュージアムでは、ナポレオン展をやってました。

IRPAでは、小便小僧を作ったことで有名なジェローム・デュケノワ父とその次男、ジェローム・デュケノワ息子についてのコンフェランスを聴いたのち、多彩色木彫の修復のアトリエを見てきました。
コンフェランスでは、ああ、ここにも、あそこにあるんだ!と、今まで知らなかった、あるいは見たことあるのに意識してなかったデュケノワ親子の作品の存在も知ることができておもしろかった。
そして、久々に大好きな作品 ↓ を近くでうっとり眺めることができました。
アントワープのミュージアム Myer van den Berghのイエスと福音者のヨハネの像です。
このミュージアムにはこれを見るために足を運んでたくらい。
ミュージアムはしばらく前から修復中で閉まっていて(おそらく2029年に再オープン)、その間この像はIRPAにある。
特に修復をしているわけではなく、表面を覆っているワックスを取り除いているだけだそうです。
1950年代、木彫の保存のために表面をワックスで覆う方法を取っていたらしいけど、今はそれはなされない。
しみ込んでしまって取りのぞけないところもあるということでした。
作品自体はフォトを撮ってはいけなかった(担当の方も、なんでかわからいけどNGなのよ、とおっしゃってた)ので、資料だけ撮らせてもらいました。


あと、以前ここで紹介したことのあるマリオネット劇場のTooneのマリオネットも修復途上でした。
マリオネット劇場の活動はミュージアムとはちょっと異なるからでしょうか、IRPAから修復の申し込みをしてもなかなか受け入れてもらえず、ようやくゆだねてもらえたというわずか3体のマリオネットについて説明を受けました。
また来年も観に来よう!と思ういつつ帰宅。
金曜日は友人と毎月恒例のランチ。
今回は初めてトライするレストランです。
シャンパンにメイン、そして白ワイン、コーヒーで仕上げ。

前の行きつけのレストランに比べ、シャンパンとワイン、グラスが大きくて2倍とは言わないまでも1,5倍はありましたわ。
だからというわけではないけど、来月もここでランチと決定。
パスタがおいしかった。
土曜日は長女くんのところにイタリアのじいじが到着。
長女が大学で知り合って仲良くなったニッポンの音楽学者さんも遊びに来た。
というわけで、ふたりにボンジュールするために、ちょっとだけ足を運んだ。
メトロ駅から彼女のうちまで歩く途中、道の落書き。かわいい。

そして昨日、日曜日は友達とマロール地区にあるネパール料理が食べられるところに行ってきた。
前回の具だくさんうどんの方がおいしかった。
今回はパンケーキだった。おいしくはあったが、ランチ、って感じじゃなかったかなあ。
マロール地区へ降りようと最高裁判所の前を歩くと、今修復中の看板が立っているんだけど、Courage(がんばって)という落書きがあって、思わず笑ってしまった。
もうホントに長ーいこと「修復中」ですからねえ。

マロールへ終りるエレベーターの向こうに、屋根の上のオブジェが見える。

マロール

つまずきの石

その他、もろもろ。
米国が学者さんたちをいじめ始めたっぽいね。
ブリュッセルの大学にいらっしゃい、と。
うわあ・・・・と思った。
Prado visitors seeing a mirrored reflection of Velázquez’s "Las Meninas". Slim Aarons, 1950s.
