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ブリアルモン修道院に行ってきた (フォトを追加)

金曜日から初夏のような良いお天気でした。

昨日は気温も20℃近くまで上がり、今朝の8時、まだ気温は7℃くらいですが、今日も20℃近くまで上がるようです。

明日からは天候が崩れまた寒くなるようですが、こういう良いお天気の日は、まるで神さまからご褒美でも届いたかのように、みーんな機嫌のよい顔をしているのがおもしろい。

 

うちの次女とその仲間たちが関わっている修道院が、リエージュの街から15㎞ほど南に行ったティルフという小さな街の丘を上ったところにあります。

ブリアルモン修道院といいます。

見にいこうとずっと前から考えていたのだけど、ダラダラしているうちに時間ばかりが過ぎていました。

先日モンスの友人にその話をしたら、彼女も一緒に行きたいということになった。

私はダラダラだらしないので、そう話したこともすっかり忘れていたのだけど、学校で働く彼女から、ちょうどカーニヴァルのヴァカンスで休みだから「行こうよ」と電話がかかってきた。

ほとんどの修道院が宿泊施設を持っていて、この修道院もそのひとつ、7日から1泊2日で行くことになりました。

 

幸運なことに、上述したように最高のお天気。

しかも8日土曜日には、歴史家によるコンフェランスあり、というタイミングのよさでした。

 

うちの次女くんとその仲間たち、別に信心深いわけでは全くないのだけど、生活のスタイルとしてできうる限り自給自足して協力し合いながら暮らしたい。

とはいえ、若者たちには土地や家を得るための経済力はない。

一方、修道院はコミュニティのメンバーの高齢化が深刻で、ブリアルモン修道院も今は高齢の修道女が5人いるのみ、共同体の存続が危ぶまれていたわけです。

そこで、ウィンウィンの関係が生まれた、というわけです。

修道院が所有するいくつかの建物にそれぞれが暮らし、修道院の活動を手伝うことでお給料ももらっている。

 

初めて訪ねたのですが、思っていたよりずっと美しく手入れも行き届いており、徒歩で15分か20分くらい丘を下るとティルフの中心地、特に不便もありません。

 

土曜日のコンフェランスを聴きましたが、歴史的にも興味深いと思いました。

この地域はもともとリエージュ司教国の一部で、北のネーデルランドと文化・歴史的にも、また地形も異なります。

もともとはHamal家によって13世紀あたりに城が作られた頃に遡るのですが、今の外観は18世紀のもの。

当時のリエージュ司教国のナンバー2であった司教のシャルル=アルベール・ドゥ=グラディが所有者になり、城を建てた。

戦で武力によって奪い取った・取られた、といったものでなく、円満な形で所有者が代わっていくわけですが、20世紀初頭にファミリィからシトー会のオルヴァル修道院に提供された。

で、今に至ります。

というわけで、ここはシトー会、トラピストであります。

 

多くのお城がそうであるように、戦略的理由から背面はカンタンに近づけない高さ、下には川が流れている。

ここは高さ450mの丘で、下はウルト川です。

 

 

コンフェランス会場、パワーポイントで映されているのが、城を建てた司教国ナンバー2だったシャルル=アルベールさん。

講師はクロード・ルベックさん。

 

18世紀のお城の様子はそのままこうして残ってる。

庭です。

って、こんだけでかいと公園って言った方がいいかな。

全部で40ヘクタール。

散歩にやってくる人もいっぱいいます。

シスターたちの墓地

 

この台の上には、もともとサン=ジャン像があったのだそうですが、第2次大戦中にここを占領したドイツ軍に爆破されてしまった。

 

夜になったら歩くのかな、と思わされるお化けみたいな木。白樺です。

 

メタルの守護聖人 聖エロワ

彼らが消費するための野菜を作っている温室

ネコちゃんの出入り口がある物置の扉

 

鐘楼

 

うちの次女くんが相方くんと暮らす白い家

 

パンを焼く窯

もう夕方だったけど、朝の名残でまだ暖かった

 

修道院の事業のひとつ、キノコ栽培

 

羊もいます。

食べるためじゃなくて、オタノシミで飼ってる。

 

ここにも仲間のカップルが住んでいます。

 

この小屋はうちの子供たちの友人などが来た時のもの。

 

春がすぐそこです。

クロッカス、雪割草、黄水仙などいろいろ咲いていました。

www.brialmont.be

フォトはキリがないのでこの辺でおしまい。

 

次女くんのママということで、シスターたちにものすごくよくしてもらいました。

ありがたいことです。

 

子どもたちが小さい頃、よくいろんな修道院に泊まりに行ってました。

ごはんの心配もいらないし、ひとりでゆっくり本が読める部屋ももらえるし、安全地帯なので子供の後ろをついて回る必要もないし、で、実家に帰ったみたいな感じだったのです。

私はクリスチャンでもなんでもなくて、利用させてもらうだけのフトドキものでしたが、どこの修道院でもホントによくしてもらった思い出しかありません。

 

ニュースや映画で取り上げられる悲惨な事実もある一方、そういうセンセーショナルな側面だけではないこともまた事実なんですよねえ…。

 

追加・ティルフの街の教会。かわいい、と思った。

 

土曜日、午後7時頃帰宅。

とても美しい時刻でした。

 

 




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