2025年も2週目となりました。
2024年も慣れないうちに終わってしまいましたが、今年も高速で過ぎて行くのでしょう。
昨日、こちらの従弟が亡くなったという知らせが届きました。
5歳下の従弟です。
義母の一番下の妹である叔母さんのところの長男。
驚きました。
叔母さん・叔父さんのショックはかなりのものだと思うので、声をかける勇気がわいてきません...。
このファミリーはとても仲良しで、ひ孫に至るまでよく集まっているので、きっと皆が寄り添っているに違いなく、それが救いです。
1月6日の公現祭には、ガレット(中にフェーヴが入っているパイ)を食べる習慣があり、特に信心深くなくとも皆これを食べるのですが(私も食べた)、この日も仲良しファミリーはそれで集まっていて、その従弟が来ないのでおかしいと従弟の長男くんが家を訪ね、倒れている彼を発見したとか…。
土曜日がお葬式なので、うちの子供たちと一緒に参列することになると思います。
寂しくなります。
私はといえば、夜更かしを少しずつ改善し、少しずつ朝起きる時間を早くしているところ。
閉じこもっていては運動不足になるし、ムリヤリ用事を作って出かけたりもしています。
ということで、昨日は王立美術館に行ってきました。
前回も書いたと思うけど、最近よくYoutubeで山田五郎さんの美術史の講座を視聴していて、そこでフランス・ハルスの話がちょびっとでしたが出てきたのです。
ササッと描いたように見える荒いタッチがとても効果的である、といった話だったと思うけど、
(有名なベラスケスのラス・メニ-ナスの話に出てきたような気がする。同様に荒いタッチが効果的に使われている。)
その「荒いタッチ」をしっかり見てこようと思ったので。
友の会のメンバーは入場無料、オーディオガイドも無料で借りることができます。
数年前に新しくオランダの黄金時代のセクションが新たに配置され、その時代のオランダ絵画は全部そこに移動しました。
実は、あまり好みじゃなく、いつも素通りしていたセクションなんです。
今回はこのセクションを、オーディオガイドの説明を聞きながらちゃんと見てきました。
好きだからよく知ろうと思って知識が増える場合と、知識を仕入れたから好きになる場合がありますよね。
いろいろ知ってみると、おおっとばかりに興味をひかれる。
そういうわけで、今回は後者、おもしろく鑑賞してきました。
この美術館が所有しているこの絵 ↓

これ、実はものすごく大きな絵を切り売りしちゃったうちの一部。
もとはこんなだった。

王立美術館が、所有する3人の子供たちが描かれた作品を修復した際、現在展示されているとおり、左右に切り取られた絵の断片が現れたのです。
↑のフォト通りにつながることが判明。
左の大きな部分は米国にあります。
右上の部分はプライヴェートコレクションとして所有されている。
オモシロいなあ…。
ササッと描かれているにもかかわらず、質感がバッチリ表現されているってのも確認してきちゃった。

これも。




以前置いてあった場所からいなくなったレンブラントの作品も、当然ながらこのコーナーに置いてありました。

奥行きが感じられる描き方がされている。

ニコラース・ファン・バンベークという当時のブルジョワさんで、夫婦で対になったものだったらしいけど、妻の方のパネルはイギリスにあるそうな。
サインが見てとれます。

この時代、裕福なブルジョワからの注文に、画家たちはポートレートや静物画をたくさん描いたのです。
有名なチューリップ・バブルの真っ最中。
このチューリップの球根ひとつが、8ヘクタールの土地と同じ値段だったとか。

カタツムリは「不死」を意味するとか。なんで?

フランス・ハルスの「荒いタッチ」以外に確かめたかったのが、ユトリヒトで盛んだったカラヴァッジョに影響を受けた作品。
たしかにカラヴァッジョ風の作品の画家たち、みなユトレヒトだった。
知らなかった…。
たとえば、これら。

皆が皆イタリアでカラヴァッジョの作品に触れたことがあるわけではなく、影響を受けてオランダに戻ってきた画家たちが、その影響をユトレヒトで広げたんです。
五郎さんが「ジョルジュ・ラ・トゥールは、イタリアではなくユトレヒトで学んだ」と言っておられたので、おお、そうか、と思った次第。
というのも、ベルギーの街の教会は、ほとんどがいっぱい絵画を所有しているのですが、カラヴァッジョに影響を受けたと思われる作品をみかけることがよくあり、特にブルージュのノートルダム教会には、↑ のフォトのよりずっと素晴らしい作品が何点かあるんです。
なんだか腑に落ちた。
(日本からいらっしゃた方を教会に案内することがありますが、教会が美術館みたいですね、と驚かれます。)
今度ノートルダム教会に行ったら、しっかり確かめてこようと思っています。
これは以前から心惹かれていた作品。
デルフトのウィレム・ファン・デル・フリートの「お金を数える人」
表情に想像を掻き立てられますよね。

けっこう大きな作品。
ため息をつく老婆。とても他人ごとではない、なーんにもしたくないお年頃が描かれてる。
by ニコラス・マース

アモス書が開かれているのは、もう死が間近ってこと。

他にも少しいつも素通りするものを観たのだけど、ヤン・ブリューゲル2世って初めて見た、こんな絵を描くのね。
ごちゃごちゃ感がマニエリズムっぽい。

Faille伯爵家から寄贈された作品のうちのひとつ、このFaille伯爵寄贈のセクションにはもっとよいのがいっぱいあるんで、次の「むりやりお出かけ」はこのセクションの見学withオーディオガイドにしよう。
1月7日には・・・と調整役であるNV-Aのバルト・ドゥウェバーが期待していた連邦政府の件、まだ合意に至らず。
政府ナシ状態の日数はまだ今のところ3位ですけどね。
一昨日だったか、連邦議会にナイフを持って切り込んだ28歳の青年が取り押さえられました。
被害はなかったんだけど、この若者、精神障害で、いろんな妄想で苦しんでいるんだけど、本人、病気だと自覚がなく、精神科に入院させるに至ってないケース。
両親が匿名でインタビューに答えていましたが、家族もずっと苦しんでいていろいろ相談するも、この若者を鎮める方法が見つからなかったようです。
中流の裕福そうな家族でしたが、難しいものですね…。
さて、この辺にしておこう。
最後にこのフォト。FB上で見かけた。
この1枚見るだけで、脳内はマンガ1冊読んだ気分になる。
Stefan George, born in 1868, was a German poet who became the leader of a literary circle often referred to as the "George-Kreis" (George Circle), which flourished in the late 19th and early 20th centuries. This group of elite, intellectual men gathered around George, who was known for his symbolist poetry and his translations of major literary works by figures such as Dante, Shakespeare, Baudelaire, and Hesiod. His influence extended not just in literature, but in shaping the aesthetics and intellectual discourse of his time.
In 1919, George's circle gathered during Pentecost, marking a significant moment in their ideological and cultural development. His followers, or “novices,” were young, talented, and deeply committed to his vision of an idealistic and intellectually elite society. George emphasized the importance of beauty, purity of expression, and a strong sense of purpose in their writing. This gathering symbolized the intersection of literary excellence and an emerging cultural movement that aimed to redefine German intellectual life in the aftermath of World War I.
