パリは大都会なので、オノボリサンな私は毎回緊張するのであった。
ブリュッセルの南駅から、1時間20分で着いちゃうので、気軽と言えば気軽なのであるけれど。
もう何年も前に買った20枚のメトロやRERに乗れるチケットが、まだ1枚残っていたので、まだ使えるかしら・・・と試しに使ってみたらOKだった。
去年大学時代の先輩夫婦がやってきたときも、この残りものが使えたのよねえ。
使用期限ってないのかな?
さて、ルーヴル到着。
そしたらなんと、ものすごい長蛇の列ではありませんか!
なんだこれは?なんでなんで?と、入り口近くにいる係の人たちに訊ねたら、「今日は組合のミーティングの日で、それがまだ終わってないから開館できないのよ。12時頃また来ることを勧める、その頃ならこの並んでる人たちも建物に吸い込まれた後だろうから」との回答。
こんな風に ↓ 並んでた。

私の目的は≪宰相ロランの聖母≫なので、それさえ観ることができれば満足なのであるが、さてどうしようと観察していると、列はどんどん長くなる一方、この人たちが建物に吸い込まれた後なら、たしかに並ばなくともよいかもしれないけど、でも建物の中には人間だらけでゆっくり見ることができないではないか、と思い至ったのである。
だって、「建物に入ること」が目的じゃないし。
なるべくゆっくり観たいのだから。
で、並ぶことに決めたのであります。
同じように並んでる人たちと一緒にいると、小心者としては心強くもある。笑
前に並んでたカップルが、この事態に so French と笑ってましたわ。
結局それからしばらく後に開館、予約時間ごとに並ばされて、覚悟していたよりずっと早く入ることができました。
私はまず目的達成するべくSully翼のチャペルへ。
あらかじめ見ていた注意事項に、「中に入るには並んで暫く待つことになるでしょう」と書いてあったのだけど、直行したのが大正解で、すぐに入ることができました。
それほど広くないスペースなので、内部の人数調節が必要なわけです。
ゆったり鑑賞できました。
すばらしかった。



カメラマンがヘタすぎてボケてしまい、このすごさが伝わらないが… ↓

コロナ騒ぎ直前にゲントで見た作品もいくつかあった。
彼による写本とか受胎告知とか、いろいろ。
ゲントで観たときも驚いたが、洗礼の様子、その水の質感、お城が水に映っているところ、などなど、すごすぎる。




一緒に近くで観ている人たちと、すごいすごいと言い合いつつ、堪能できました。
超満足。
チャペルを出る頃には、ここに入りたい人たちがいっぱい並んでました。
入館時に直行して大正解。
きりがないのでヤン・ヴァン・エイクはこの辺で。
その後は、せっかく来たし帰りの電車の時間まで、ゆらゆらしました。
それにしてもこのミュージアムは大きすぎる…。
生意気な感じがめちゃかわゆい。
若い画家の弟子のポートレート。
追記・この子、14歳のCarle Vernet だと判明。

額のみ展示されているところがあった。
なんでも3200くらいの額を所有しているそうな。

ラファエロによるサン・ミシェルとサン・ジョルジュ。
サン・ミシェルはブリュッセルの、サン・ジョルジュはモンスの聖人なので、おもしろいと思った私。


下品だと依頼主に拒否されたというカラヴァッジョの聖母の死

モナリザに群がる人々

スザンナの無実が証明されたところ。
映画サイコを思い出した。MeToo運動も思い出した。
作者を見るのを忘れちゃったけど、イタリアのセクションにあった気がする。
(疲れてたので記憶曖昧)
追記・ミュージアムのオンライン・カタログで見つけた。
フランス人だった。でもどうみてもカラヴァッジョの影響あり、だよね。
Le jugement de Daniel
Boulogne, Valentin de ; France

美しい…

このくらいにしておこう。
「眼福」の月曜日でありました。
かなり疲れたけど。
帰路、リヴォリ通りを歩いてメトロのシャトレ駅から北駅へ向かおうと思ったのだけど、降りた駅にはチケットを売るところがない!
アラブ人風の若者が下りてきたので、「どこでチケット買えるのかな?」と彼に聞くと、「知らない」と言いつつ力業で入り口を押し開け、「おいで」と。笑
どうも初めからチケットは買わないで利用する方針の人だったみたい。
親切は嬉しいけど私には無理、ありがとう、と言うと、「チッ」と舌打ちをしつつ去っていきました。
そうやって入ってもよかったんだけど(笑)、出口でまたチケット入れないと出られないのではないか、と思ったのである。
なんか、いい年してそういう不正やるのもね、かっこ悪い気がするし。
その後来た人に、反対側の駅には売り場があるよ、と教えてもらいそっちで購入。
無事北駅まで戻り、何も食べてなかったので電車の時間までカフェでちょいと食事。
ユーロスターは定刻に出発、あっという間にブリュッセルに戻りました。
さて、オーロラの話。
ベルギー中で観察できたそうです。
土曜日の朝、SNS上に美しいフォトが山ほどアップしてあり、それを見て初めて事態を把握、ああもったいないことした、と思っていると、ニュースで「今夜も観れます」と。
20年ぶりの珍しい現象ということだったので、この日は頑張って遅くまで起きて空を見たのだが、やはり街中じゃムリですね、建物も明かりも邪魔。
こういう時は広々とした田舎がうらやましい。
マロニエの花。
白いのが多いんだけど、こういうピンクもある。
ニッポンではピンクのマロニエを「西洋トチ」と呼ぶんだそうですね。
ヨーロッパのマロニエと米国のベニバナトチノキを交配した品種なのだそう。

先週、友達とランチ。
いつものレストランでは6か月ぶり。
鯛のタルタール、カジキマグロとパスタ、友だちが選んだビーフ(私もそちらを選べばよかったと後悔した 笑)



ということで、今日はオシマイ。