今朝は3度寝してしまい、起きたのは10時近くでした。
特に何もせずダラダラ過ごしているくせに、こういうところばかり週日仕事や遊びに忙しくしている若者みたいで、ちょっと自己嫌悪。
年を取ると一度目覚めたらもう寝つけないという話をよく聞くけど、ホントかしら…。
寝坊するとあっという間に夕方になるんでイヤだわ。
さて、水曜日に観に行った展覧会のことを忘れないようにメモしておく。

水曜日は良いお天気で、今週で一番最高気温が高くなりました。
26℃。
前から長女クンと一緒に観に行く約束をしていた展覧会、この日彼女は午後仕事を抜けられるというんで、展覧会場である図書館で待ち合わせをしました。
Toots Thielmans (日本ではthを英語みたいに発音しシールマンスと呼ばれるようですが、ティールマンスがホントの発音。)が亡くなった後、楽器や楽譜、レコードなどのコレクション、手紙その他、すべて王立図書館の所有となりました。
前にも記しましたが、この展覧会のキュレーターは長女の仲よしのウーゴです。
この日、彼はシンポジウムに出席するために図書館を留守にしていたので、残念ながら会えませんでした。
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ちなみに彼のドクター論文は、フランツ・リストの交響詩の分析、これまでにはなかった視点によるものでものすごく深く、既存の音楽史の業績を辿るだけでない新しい何かを生むもの、担当教官を嫉妬させたくらいの天才肌の学者です。
今回の展覧会も、ジャズという彼の分野ではなかったにもかかわらず完璧な準備で、メディアの取材等がウーゴに集中、この仕事を彼に振ってくれた上司が嫉妬することになってしまった。
彼自身は他の評価などに全く興味はないし、上司や教官に対するリスペクトも持っているし、自身の業績を共有することに喜びを感じているのに、優秀な彼を最初は愛していた上の人たちが、どんどん追い越されていくことの恐怖と嫉妬から彼に優しくなくなるのだそうです。
ドクター論文を書いている時も、それで殆ど鬱状態に陥り苦しんでいました。
優秀過ぎるって辛いことなのねえ。と凡人は思うのである。
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さらに、自由大学で私が取った音楽史の講義の先生だったエレーヌも、準備にかかわったメンバーの一人。
実はこの世界的に有名なハーモニカ奏者、私はベルギーで暮らすようになるまで知りませんでした。
その実力と実績、さらにその人柄ゆえに、ものすごく愛されたミュージシャンです。
日本でも1984年に日比谷公会堂で演奏していますし、サントリーのCMにも使われている。
あとでYoutubeでこのCMを探したけど見つけられませんでした。
このフォト ↓ 、上からぶら下がっているのが愛用のハーモニカ、ジョン・レノンにも影響を与えたギター、そして3歳くらいの頃から演奏していたというアコーディオン。
彼が演奏していたアコーディオンはダイアトニック式、ハーモニカと原理が一緒なんですね。
ちなみにうちの長女クンのアコーディオンもダイアトニック。

Bluesette の大ヒットで一躍有名に。
その時の新聞記事 ↓ 。
「アメリカ人はフライドポテトの作り方を知らない」って...、ベルギー人らしすぎるコメントで、笑える。

いろんなハーモニカがあるんですね。おもしろいと思いました。

これ ↓ の右上のハーモニカ、007のテーマに使われている。

ハーモニカによる演奏がいっぱい聞けました。
おもしろい展覧会でした。
よいお天気だったので、私たち以外には高齢のカップルが一組いただけでした。
誰もいないミュージアム、快適ですが、主催している側にとっては残念でしょうね。
この展覧会も評価は高いのに入場者が少ないのだそうです。
鑑賞後はテラスのあるカフェでビール。

レモンのスライスを浮かべた白ビール。
こういうお天気の時は、これが最高。

後でエレーヌも合流し、3人でおしゃべり。
エレーヌはフランスの大学から声がかかり、1年間向こうで講義をするそうです。
でも、ブリュッセルの王立コンセルヴァトワールの仕事も断るわけにはいかないので、9月からは週に1回はフランスからブリュッセルに通うそう。
若者もタイヘンです。
いっぽううちのお嬢さんは、今フルタイムでやってる仕事(フェミニズムのアソシエーションでイヴェントを企画・催行している)を、来年度からはハーフタイムに減らすようです。
忙しくて個人的にやりたいことができない、給料は半分になるけど…とのこと。
私のまわりの若者たち、自分が思うことをやって楽しく元気に生きてくれ、と、それだけを願うオバサンである。
その他のメモ、いろいろ。
これ ↓ を読んで、ブリュッセルのテロで親しい友人を亡くした次女くんが、泣きながら同じことを言ってたのを思い出しました。
かわいいフォト。
Dorothea Lange (Américain, 1895-1965), Mère et enfant, San Francisco, 1952

イザベル・ァジャーニとイザベル・ユペール、きれいだなあ。
Isabelle Adjani photographiée par Claude Azoulay, Paris, 1974

Isabelle Huppert photographiée par Guy Bourdin, 1989

新聞記事
今度購入予定のマンガ。

ジェリコーの作品は特に好みではないのですが、何年か前にゲント市美術館でジェリコー展が開催されたとき、友人がキュレーターと親しくて、私まで解説付きで鑑賞し、ジェリコーという人に興味が湧きました。
最近たまたまこの画家についてまた読む機会があり、そのときいろいろ検索してこのマンガを発見。
もうすでに6月中旬にはヴァカンス気分がスタートしていましたが、7月に入り本格的にヴァカンスモードに突入。
夏のバーゲンも昨日スタート。
そんな雰囲気のブリュッセルです。
今日もよいお天気。
今22℃、最高気温は24℃くらいになるようです。
トゥーツ・ティールマンスのヴィデオ、貼り付けようと思っていろいろ探しました。
これを貼ってオシマイにします。
ニッポンは猛暑だそうですね。
お見舞い申し上げます。