昨夜読了。
とても読みやすく、かつ、内容豊かな1冊だと思いました。
いろんな難しさの根っこが、いくらかわかったかもしれない。
それと、この本が最初に出版された1982年の時点で、それより以前には考えられなかった、パレスチナ人とともにシオニズムに抵抗しようとするイスラエル人が存在している、というところに希望を感じました。
それこそ大きな「壁」のように立ちはだかっているイスラエルのパレスチナ政策ですが、本当に少しずつとはいえ、やはり変化はある、ということですよね。
現在のような一方的に力で支配されている時代から、そういうことがないことがあたりまえになるまで、少なくとも半世紀くらいはかかるかもしれないけれど、あきらめず、ひとりでもひどい目に遭う人がすくなくなるように、できる運動をしなければ・・・、と確認したことでした。
それにしても、何日か前に記したように、生き残ろうとする人々の力はすごい。
この本の著者の両親も、あのタイヘンさの中で、着のみ着のままポーランドを出てソ連領からサマルカンドへ、そして出会って結婚してから子供も一緒に、ポーランド、イスラエル、フランスへと動いていったわけですが、とくにサマルカンドまでの日々、ものすごいことだと思います。
ハンナ・アーレントが言ったように、「世界には人間が多すぎるので」全体主義の企ては必ず失敗するんですよね。
ニンゲンって、すごい。
今日のDAYSから視る日々の記事
ガザの人々の不安は、想像を超えたものでしょう・・・。