2025年8月に聴いて良かった音楽のまとめです。
今月はお初に選ばせていただいたアーティストが結構多そう。
改めて並べてみると、ざらついた質感の音色の曲が多い気がする、こういう音が好きなんでしょうね。
Playlist of Spotify
Songs
sombr「back to friends」
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2025サマソニで初来日していたアメリカのシンガーソングライターによる大ヒット曲。
こういうアーティストは、得てして来日公演が盛り上がったあとにちゃんと知ることが多いのだが、sombrもその類。
音が広く響いていて、とても良い。大きなステージでとても映えそうな曲。
Yves「White cat」
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「イヴ」と読むのですね、よく名前を見かけるなと思ったら、元LOONAとのことで納得。
この曲は、時折なるチープなシンセリフが最高。自分でも矛盾している表現とは思うが、チープな音色なのに、神々しく鳴り響く。過度に使いすぎず、要所で差し込んでくる辺りにも美学を感じる。ざらついた低音とのコントラストにより、尚一層映えている点も◎。
もちろんボーカリゼーション等々も文句のつけようがなく、素晴らしい。
CORTIS「What You Want」
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BTSやTOMORROW X TOGETHERが所属するBIGHIT MUSICから6年ぶりにデビューしたボーイグループ CORTISの1stEPからタイトル曲。
普通に良い曲だなと思うのだが、自分はなぜか、名曲:Ykiki Beat「Forever」を思い出した。
曲のタイプは全然違うのだが、音や言葉の並べ方に通ずるものがある気がする。
(ちなみに、ちょうど"Forever"のシングルが配信リリースされたらしい。)
Emma Louise, Flume「All Of The Worlds」
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FlumeとEmma Louiseによるコラボレーションアルバムより。
Flumeの音楽は、変な音がたくさん詰まっている。終始不思議なシンセの使い方だなと思うのだが、この世界観の引力は凄まじい。
NTsKi, Yem Gel「Id」
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京都を拠点に活動するアーティスト NTsKiの新曲は、マンチェスターを拠点に活動するYem Gelとの共同制作。
ドラムンベースを軸に進行するのだが、音の選び方や鳴り方が全体的におもしろいなと思っていたのだが、アンビエントを意識しているようだ。
そう言われてみれば、ジャケも含めてなるほどという感じ。
CENT「ポーカーフェイス・カウボーイ」
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BiSHの元メンバー、セントチヒロ・チッチがソロプロジェクトCENTの新曲。
バースではシンプルなギターストロークが曲に勢いを持たせながら、サビではhyperpopっぽく鳴らす感じは、非常に"いま"っぽい。
safmusic「コスモナウト (feat. iga)」
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東京・神奈川を拠点に活動するアーティスト/プロデューサーのsafmusicによる3枚目となるフルAL『MASTERPIECE』より。
safmusicが影響を受けた2010年代の“邦ロック”を2020年代流に新解釈したという意欲作とのことで、頭から一昔前のティザーみたいな始まり方に、にやりとしてしまう。
後半からの強めの電子音を差し込んで盛り上げていく展開は、分かりやすく気分が上がって、とても好き。
TREKKIE TRAX CREW, なかむらみなみ「Fever」
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DJユニット/プロデューサーチーム TREKKIE TRAX CREWと、ラッパー なかむらみなみによるコラボ曲。
EDMっぽい展開ではありながら、上げ切らずに、重心低く運んでいく感覚がある1曲。そこに乗るなかむらみなみの素朴な声ではありながら、力強い言葉が並ぶラップは、音に一切負けておらず、これをフロアで聴いたら、そりゃ上がるだろという出来栄え。
Number_i「未確認領域」
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Number_iのニューシングル。随分とトラックもラップも自由にやっていてるなという印象。普通にかっこよくて良い。
JYOCHO「無常の合唱」
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4人組バンド JYOCHOの新曲。
タイトルのボーカルの経っぽいフロウも面白いのだが、イントロから何よりギターのカッティングにやられた。
派手さがあるわけではないがリズムがとても面白くて、シンプルな工夫でもここまでかっこよくなるんだなぁ、と僭越ながら感心してしまった。
市川空「軸受たち」
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シンガーソングライター 市川空の新曲。
ジャズを中心に置きつつも、それに留まらずポップス、R&B、現代音楽も縦横無尽に取り入れているアーティストという認識だが、この曲も初聴でやってんなぁという感想。ギリギリポップス枠という感じ。
イントロからちょっとずらしたリズムが面白いし、硬いバスドラムも心地よく、曲を引き締めている。メロディもそう展開させるのねという方向にどんどん飛んでいくし、一音先が常に想像を上回ってくる。面白いねぇ。
the bercedes menz「今宵の月のようだ」
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the bercedes menzの新曲は、ドラムのyuto utsugiがバンドを卒業することに向けての1曲。
曲のど頭から炸裂するドラムリフは文句なしでかっこ良いし、うつぎさんのシンボル的になっていたチャイナシンバル一本がジャケになっている辺りもグッとくる。
卒業自体は1年近く前から決まっていたようで、すでに新しいドラマーも加入している。
うつぎさんのドラムはとても好きだったので残念ではあるが、卒業寸前のインタビューを読んでも、ここからまだまだ面白いことを見せてくれそうなので、引き続き期待大。
gnkosaiBAND「きょうみがねぇ - with 井上園子」
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読み方自由らしいgnkosaiBANDが、井上園子をゲストボーカルに迎えた1曲。
井上園子というアーティストが、言葉の一つひとつをとてもとても丁寧に扱っていることがよくわかる歌。
ラジオでのインタビューを聴いたが、歌声と地の声の印象が個人的には結構違って興味深かったし、最後の「ライブは"良くも悪くも"、いつも"正解"な場所だなと思う」という言葉がとても印象的。
yahyel「I Know You Well」
yahyelのおよそ2年半ぶりとなる4枚目のAL『In Amber』より。
電子音で綺麗に整えられた空間に、ギターが切り裂くように入り込んでいき、激情的な展開を見せるこの曲は、この10年の彼らの変遷を包括しているように感じる。
「I Know You Well」と繰り返されるコーラスの中で、「What is this choir about?」というリリックが差し込まれる点も、非常に示唆的で興味深い。
リリックを見て気づいたが、日本語詞も入っているのか、なおさら興味深い。