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1750 高い?安い?靴修理15年のプロが語る、本音のリペアガイド

 

おつかれさまです

こまつ@shoes_komatsuです。

 

靴の修理について。

 

靴の修理、15年やってました。

やってたからこそわかる

リペアのコスパについて書いていきます。

 

①意外にコスパいいもの

②できるけど値段高いもの

③コスパかなり悪いもの

 

この区分でいきますか。

靴の修理=カカト直しって認識が

まあまあ多いはずですが、

その通りです笑

 

しかし実はいろんなところ、直せます。

 

靴修理とはいっても

チェーン店から個人までありますので

たぶん平均的にまちがいなさそうな線で

書いていきましょう。

 

・・・

 

意外にあっさり直るし安いもの。

 

・スニーカーのカカト修理

 

ざっくり両足で2000円前後。

 

靴のカカトは革靴とかパンプスしか直せないと

思い込んでる方、めっちゃ多いです。

逆。スニーカーの方が簡単なんです。

 

スニーカーのカカトって斜めに減るじゃないですか。

たぶん外側から。

それ用に「斜めのゴム」というのが

おそらくどこの修理屋にもあります。

 

減ったところにゴムを接着して

ライン通りに削って終了。

作業自体は30分もかかりません。

 

ハイテク系は厳しいですね。

 

HOKA・オンあたりはヒールに

スリットが入っているので

物理的に材料が貼れません。

 

シューグーでセルフで直しましょう。

 

ただ、ジョーダンとかオニツカとか

リック・オウエンスなんかのハイブランドなら

意外に直ります。

 

 

・マジックテープの交換

 

これも意外に早くて安いです。

一か所2000円くらい、両足なら倍か

もう少しやすところもあるかもしれません。

 

マジックテープは場所的にめちゃくちゃ

作業もしやすいですし、

あとから取り付けても

「さらいしろ」(トリミングの余裕)があるので

手間といえばミシンをかけることくらい。

 

ほとんどはスニーカーとかシニア靴・

まっくろの学校指定靴とかなので

実は革靴ほどミシンに気も使いません。

ピッチが大きいし、使う糸もほぼ決まってます。

 

最近のスニーカーのマジックテープって

意外に「オリジナルの方が粗悪品」のものが

目立ちます。

 

子供靴程度なら極端な話

その場で少し待っててくれたら終わるので

捨てるのはかなりもったいない。

 

・・

 

できるけど値段高いもの。

 

・サイドゴアブーツのゴム交換

 

直ります。が、

一気にお値段上がります。

1足でゴムが4か所あるので

自動的に4か所直すことになりますが・・

たぶん1万円以下、ということはないでしょう。

 

2万以上が相場。

 

ゴム自体は材料としては安いんです。

手間がもう・・・・

 

ミシンを1針1針ほどいて、

伸びきったゴムを逆計算して型紙つくって

もとの位置に貼って

ミシンを1針1針元の穴に落とす。

 

布とちがって革の場合

「切り裂きながら」縫うので

同じ穴に針を落とさないと、革が裂けます。

 

サイドゴアのゴム交換はお値段もすごいですが

作業自体もシンプルに数日かかる。

 

実際にはほかの作業とか、

修理靴も順番待ちなので

最悪「半年かかる」とか言われても

怒ってはいけません。

マジですので。

 

ふだんから丁寧に履くか、

お気に入りのデッドストックを直すなら

脅しではなく夏には依頼しましょう。

 

・淡い色の革キズ

 

革であればパンプスだろうがスニーカーだろうが

直ります。

 

が、数千円はかかると思ってください。

 

淡い色(白・ピンクとか)は

靴クリームを塗ってもキズの部分は

どす黒くなるだけです。

 

凸凹もそのまま残りますし。

 

凸凹を紙ヤスリでならして、

パテ状のクリームをいい感じで埋めて

顔料ベースのクリームでベースをつくり

クリームで左右で違和感のないように仕上げる。

 

これセンスの問題なんで早い人は早いんですが

ヤバい人に当たってしまうと・・

 

淡い色はおしゃれとして割り切ってください。

高い靴=長持ちするわけではありません。

はじめから合皮をチョイスするのもアリです。

 

・・

 

高いしあんまりお勧めしないもの。

 

・ファスナー交換

 

長さ、関係ありません。

ブーツ用の長いものでも

スニーカーの横チャックでも

片足で1万くらいは覚悟したほうが。

 

ああもう思い出すのも嫌だ。

 

特にブーツの場合、構造上

「ヒールを外して、底をはがす」ことも

往々にしてあります。

 

片足1万でも絶対わりに合いません。

直しても「キレイに直るか」は別。

 

 

・底はがれ

 

えっ

くっつけるだけでしょ?

って思いましたね今。

 

はがれるということは

くっつかないってことなんですよ!

 

薬品と接着剤を使ってくっつけることは

一応できます。

が、強度が元に戻るわけではありません。

 

ほとんどが底材の劣化が原因だから。

 

しっかり歩いても危険がないように、

つまり当たり前に「靴として使える」ように

直す場合、かなりの確率で

底を新品に替える可能性が高い。

 

となると1万円以上です。

 

クラシックな革靴なんかは

強引に接着剤+底を縫うこともできますが

それでも経験上はがれます。

底のゴムは縫うとちぎれてくるので・・・。

 

・・

 

④番外編:「ビブラムソール」。

 

今書いてて思い出しました。

よく聞かれます、

「ビブラムソールは直りますか?」。

 

昭和~平成初期なら

たぶん全部直りました。

今はちがいます!

 

・板状のビブラムソール→直る

・カップ式のビブラムソール→ムリ

 

板状はこんな感じ。

(マモルオンライン様より引用)

なんとなく「板」の意味がわかりますかね。

靴ならこのへんです。



ダナー、ラッセルモカシン、

レッドウイング。

まったく問題ありません。

 

オールソールだろうが部分修理だろうが

直ります。

 

対して、「カップ式」の場合

メーカーでもなければ

まず不可、と考えていいです。

これがカップ式ですね。

この5~6年で急激にこのソール、

ふえました。

 

靴ならこのあたり。

メレル、ノースフェイス、ゴールデングース

などなど・・。

どれもお高いスニーカーですが、

直りません。

 

他のメーカーのソールより

比較的丈夫ではありますが、

底の寿命=靴の寿命です。

 

まれにニューバランスの加水分解したものを

カップ式のビブラムで直すケースはありますが

かなりレアケースと考えてください。

 

カップ式はあとからトリミングできないので

本体と完全一致するソールと、

スニーカー用の圧着機が必要。

もはやメーカー修理の域なんです。

 

・・・

 

修理ってわかりやすい基準が

あんまりないんですよね。

 

革靴のグッドイヤーウェルテッド製法みたいに

そもそも直すこと前提!という靴なら

話は早いんですが、圧倒的少数派でしょう。

 

それでもスニーカーはかなりのものが

直るようにはなってきました。

底以外のちょっとしたところなら

まあまあ直ります。

 

ビジネスカジュアルのスニーカータイプも

捨てる前に一度写真でも持っていけば

すんなり答えてくれることもあるでしょう。

 

逆に数万円かけて直す予定もないのに

お高いグッドイヤーの靴を買うのは

本当にコスパ悪いんでやめときましょう!

 

 

本題終了。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

【今日のおすすめの1足】

 

地味にこれはどこからでも

直ります!

 

ダナー「ケイヴ トロッパー」。

 

 

DANNER(ダナー) D211520 CAVE TROOPER WP ケーヴ トゥルーパー レザーブーツ BLACK 日本製

https://shop.r10s.jp/threewoodjapan/cabinet/danner/da-d211520-cbk_5.jpg

正規取扱店 DANNER(ダナー) D211520 CAVE TROOPER WP ケーヴ トゥルーパー レザーブーツ BLACK 日本製

 

このソールも増えてきましたが

直るんです。

ビブラムの「フレックスソール」。

 

厚みとしてはレッドウイングの

アイリッシュセッターくらいですが

なんせこの切り込み。

めっちゃ曲がりますし

部分修理もオールソールも可能。

さらに激軽。

 

防水レザーに、ダナードライ

(ゴアテックスに近い防水膜)使用。

履き心地がほぼバッシュなので

履きならす必要がありません。

 

 

 

※過去ご紹介した靴はこちらにまとめてあります。

シューフィッターこまつ のROOM

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

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・・

 

それではまた明日!

 




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