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2013年面白かった本

今年面白かった本をあげてみました。
専門書は省いています。
あとここに紹介してない本でも面白い本はたくさんあったのですが、さすがに全部は書ききれないので一部にとどめます。

果て無き渇望

本当にいい本でした。私が果て無き渇望アドベントカレンダーに参加したことからも、どれだけこの本に感銘を受けたか分かるでしょう。(アドベントカレンダーの記事)

カラシニコフ

先日亡くなったばかりのカラシニコフですが、製作者ではなくAK-47カラシニコフ銃によって引き起こされている様々な問題(アフリカの少年兵など)を書いたノンフィクション。
カラシニコフがなぜ広まったのか、広まったことでどういう問題が起きているのかなどが書かれています。
実はこの本を読むまで、カラシニコフって第二次大戦中に開発された銃だと思ってました……。

なぜデザインなのか?

デザインとは何か、ものづくりとは何かということについて語る、原研哉と阿部雅世の対談。
こう書くと芸術の話ばかりにように思うかもしれませんが、ほぼ全ての仕事してる人に役に立つ話だと思います。
大抵の人は、何らかの成果物を出すことを仕事に求められますからね。

頭の中にあるイメージを外に出す、感じたことを外に出すということを、抵抗なくスムーズにできるのがドローイングでありスケッチなんです。
「自分がしでかしてしまうこと」に対して、平気になれること。
(p.23)

東京至極のレストラン2013年版

やはりこれは外せません。とにかく私のツイートまとめを読んでください。

ロボット兵士の戦争

単に「ロボットが戦争で使われているんですよ」で終わるのではなく、ロボットが戦争に必要とされるようになった経緯、ロボットの投入によりどう戦争が変わるか、それも戦場だけでなく戦争を行う政府、戦争を「観戦」する一般市民などがどう変わるか、ロボット兵団の指揮官に求められるスキル、戦時国際法の変化などについて書かれています。
分厚いですが読み応えはあります。



援デリの少女たち

現代の援助交際「援デリ」についてのノンフィクション。こういう話が苦手な人は読まない方がいいです。
拠点を持たずにマクドナルドなどにたむろし、足のつかない携帯電話一つで組織的に「援助交際」を行う人達の話。社会の闇が描かれています。

ビッグデータの正体

仕事に関係のある本を紹介するつもりはなかったのですが、この本だけは例外。
著者は 2010年2月 に The Economist でビッグデータ特集を書いた人です。
この特集こそ、世界にビッグデータブームの火をつけた特集であり、私がこの業界に足を踏み入れることになったきっかけの特集です。その時の感想記事はこちら

本の中身も素晴らしく、きちんと本質をとらえた内容でした。
「ビッグデータって何?」って人はまずこの本を読みましょう。

鬱ごはん

今年のベストコミックです。
このマンガがすごい!2014」の第9位にオンノジがランクインした施川ユウキですが、私はこちらの作品の方が好きです。

就職浪人兼フリーターの鬱野たけしが、日々食べる食事について語っていくという話。こう書くと孤独のグルメに似ているように聞こえますが、孤独のグルメはどことなくかっこよさが見えるのに対し、こちらはひたすら孤独。また、出てくる食べ物が基本的にまずそうです。色々な意味で食べ物系の常識を覆してます。鬱野自身「何を食べてもおいしく感じない」と言っています。


表現が非常に秀逸で、この描写は一度クセになったらやめられません。

私が好きな話は、松屋の豚焼肉定食の話です。
就職浪人の状態を「毎朝、堕ちていく飛行機の中で目が覚める気分だ」と思いながら松屋に入り、豚焼肉定食を頼みます。そして出されてきた料理を「堕ちていく飛行機で出される機内食だ」と表現します。

初めて読んだときは本当にすごい表現だなと思いました。

興味があれば是非読んでほしい一冊です。




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