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2024年上半期に読んだ本からおすすめを紹介

こんばんは。
気づけばもう6月も終わり、なんと1年の半分が終わってしまいました。

この半年で読んだ本のうち、良かったものを簡単な感想とともに紹介します。
まとめてじゃなくて読むたびに書いた方がいいんだろうなと思ったり…せめて2か月くらいペースしようかな。

前回のはこちら

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ビジネス・マネジメント

GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた

リモートでもパフォーマンスが出るというメンバーと、やっぱり出社とのパフォーマンスの乖離を感じる管理職みたいな対立はよくあると思います。
もちろんリモートに働く上での様々なメリットがあるというのは理解した上で、だからといって根拠のないリモートで大丈夫というのではなく、リモートでちゃんと成果が出る仕組みをつくっていく形にしていく必要があるなと考えさせられました。

だから僕たちは、組織を変えていける

組織がただの人の集まりでないことはわかっていても、その組織を良い組織にしていくことは簡単なことではないです。
「ミッション・ビジョン・バリュー」「心理的安全性」「メンタルモデル」といったよく耳にするワードを交えながらも、組織を形作る様々な視点に触れていてとても学びがありました。
「学習する組織」「共感する組織」「自走する組織」といった組織の特徴の対比についてもなかなか面白いです。

戦略の要諦

「良い戦略、悪い戦略」のリチャード・P・ルメルト氏の新しい本です。引き続き選択と集中による戦略の大切さを語る内容ではありますが、またちょっと違ったベクトルから戦略を語っています。
前作が戦略を伴わない目標には意味がないという構造についての話だとするならば、今作は観測から現実性を持って建てた戦略が目標につながるという時系列の流れが意識されているように個人的には感じました。
もちろん組織という目線で見たときに目標は下位の組織に具体化しながら派生してく必要はあるのですが、その上位の目標を形作るためのボトムアップの観測は確かに重要だなと最近ちょっと意識しています。

Data is BOSS

データドリブンとはどういうことなのかということがわかりやすく語られています。
データを活用しようというのはいまどきどこの会社でも言っているようなことではありますが、YoYを見て100%に届きませんでしたもっと頑張ろうとか、競合に負けているからとにかく真似をしようとか、意味のあるデータ分析ができていることはとても稀なように思えます。

本書でのデータドリブンとは、顧客ドリブンとほぼ同じ意味です。本書内の「データ」という言葉を「顧客」に置き換えても、およその意味が通ると思います。

とあるように、データをただの数字として眺めるだけで終わらず、顧客そのものとして見えないものを見えるようにする力を養っていきたいところです。

付加価値の作り方

「価値とは何か?」というのはシンプルですが非常に難解な問題です。
ニーズに対して付加価値をつければそれがお金になる。当たり前のことであるのですが、ついつい自分たちがユーザに対してどのような付加価値を売っているのかというのは忘れてしまいがちです。
私たちのサービスが何であるのか、どんなにすごいのかも大切ではありますが、それがユーザにとってどんな価値をもたらすのかという観点を忘れないようにしたいですね。

行動経済学が最強の学問である

行動経済学の本を何冊か読んだのですが、無難にこの1冊を。
行動経済学自体が比較的新しい学問で、経済学に心理学の要素を取り入れたような形です。古典的な経済学が人間は常に最良の行動をとるという前提に対して、どうやら人間は感情や思い込みといった要素によって思ったよりも非合理な行動を取りがちだぞみたいな話です。(雑な説明ですみません)
認知バイアスやナッジなどのときどき聞くようなワードが目に入りやすくなるし、何冊か読むと大体同じような話が登場するのである程度パターンを認識しておけそうです。
もちろんビジネスアイデアなどに活かすのもよいとは思いますが、知ってるからと言って回避できるような話でもないので、ふとした場面で自身の思考や行動にバイアスが掛かっているかもしれないと思いながらものごとと向き合うみたいな使い方が良いかなと思っています。

技術

ちょうぜつソフトウェア設計入門

ゆるいイラストでタイトルにも「入門」と入っているので初心者向けの本かなと思っていたのですが、思った以上に本格的でした。
第1章が「クリーンアーキテクチャ」から始まる時点でだいぶビックリします。
DDDやオブジェクト指向といった内容が中心にはなるのですが、いわゆる解説本というよりは著者の考え方が洗練された文章で整理されており、非常に得るものが多かったです。またしばらくしたら読み直したいです。

アジャイルサムライ

アジャイル開発をするにあたっての良きハンドブックであり、アジャイル開発をしない場合でも十分に読む価値のある本だと思います。
というかアジャイルかそうじゃないかの境目ってそんなにはっきりしていないというかなんというか…。
イラストもなんだかおもしろく、文章も結構フレンドリーな感じなので読みやすいと思います。

毎週、価値ある成果を届けられているか? たゆまぬ改善のための努力を惜しまず続けているか? この2 つの問いヘの答えが「イエス」なら、君はアジャイルだ。

心はアジャイルでありたい。

システム設計の面接試験

面接試験とタイトルに入っているのですが、面接対策じゃなくてもいわゆるよくあるシステムってどういう構成で構築するものなのかみたいなユースケースがたくさん見られる良書です。
個別のミドルウェアをどう使うかみたいな情報は検索すればいろいろ出てくるのですが、「こういうパターンって普通はどうするんだ?」みたいなケースに対して体系的にまとまった情報はあまりなのでとてもありがたいです。

プリンシプルオブプログラミング

内容的にそんなに目新しいものはないのですが、いわゆる「良いコード」って何みたいなところがうまく整理されている本です。
「3年目までに身に着けたい」とのサブタイトルの通り、早い時期に身に着けておけると良い内容が多く、比較的シンプルにまとまっているので組織としてのルール整備といった観点でも参考にできるように思います。

Azure OpenAI Serviceではじめる ChatGPT/LLMシステム構築入門

LLM系で何を読むのがいいかというと難しいところなのですが、群雄割拠ではあるもののOpenAIの強さを見ても、現状では業務で利用するならAzureは無難な択なのではないかと思います。
いわゆるモデルの話からベクトル検索、そしてRAGというまず通る道を一通り解説しており、チャンクサイズのおすすめといったTipsもとりあえず使ってみたいというときにはありがたいと思います。
ただ、Azure AI Studioに統合されてそっちでやればいいのではといった感じになってきたので、やはりこの分野は賞味期限が短いなとは感じます。

パタン・ランゲージ

エンジニアリングの本ではなく、建築の本ですがおまけとして。
GoFデザインパターンに影響を与えた本です。Kindle版はありません。そして高いです。
組織やサービスのパタン・ランゲージをうまく集めることができたら、それを組み合わせてより大きなパターンを作れたりしないかなとかちょっと思っていたりします。

自己啓発

エフォートレス思考

エッセンシャル思考の続編です。エフォートレスは「気楽な」とか「気負わず」とかいったニュアンスですかね。

エッセンシャル思考は、「何を」やるかを教えてくれた。エフォートレス思考は、「どのように」やるかを極める技術だ。

どう頑張るかを追求するのもよいことですが、全部ではなく何を頑張るか、何を楽するかという考えも大切だなと改めて思いました。

Think clearly

よりよい人生を送るための思考法ということで、どう行動するかというよりは物事をどう捉えるかみたいな話が多いです。
もちろん自分の行動で変えられる出来事もたくさんあるとは思うのですが、そうでないことも世の中にはたくさんあります。
物事は変わらなくても捉え方を変えることによって気楽になれるならきっとその方がいいですよね。まぁそううまくいったら苦労はしないんですけどね。

限りある時間の使い方

人生って4000週間しかないんですって。なんだかそう聞くと短い気がしますよね。

「人はある年齢になると、衝撃的なことに、自分がどんな生き方をしようと誰も気にしていないことに気づく。人の期待に応えることばかり考え、自分を後回しにしてきた人にとって、これは非常に恐ろしい発見だ。自分のことを気にしているのは自分だけなのである」

どうせいつまでたっても手探りで、確信のないままやるしかないのだから、尻込みしていても仕方ない。待つのはもう終わりだ。今すぐに、やりたいことをやりはじめよう。知識や技術が足りなくてもかまわない。どうせ誰だって、あなたと同じようなものなのだから。

沁みますね。

答えを急がない勇気

なんでも答えがすぐに出せて、すぐに出そうとするこの時代にあえて答えを出さないでおく。何かを「しないでおく」能力をネガティブ・ケイパビリティと呼ぶそうです。
ついつい不確定な中でも早く答えを出し、どんどん先に進んでいくポジティブ・ケイパビリティを我々は重要視しがちです。
もちろんそれが大切な場面も多くありますが、時に答えのないままに立ち止まり、答えを求め続ける力も大切にしないといけないなと思わされます。

メタ思考

メタ思考、具体化、抽象化、物事を視座を上げたり下げたりスライドしたり、様々な目線で見ることは本質を捉えるためには重要な能力です。
本来私たちは個なのだから、究極的には一人称の視点しかもっていないのですが、それを訓練によって様々な視点に切り替えているわけですよね。
この本で紹介されている「エイリアス」として場面に応じた複数の自分の形を見出すという方法もそうですが、物事を客観視できるまさに「メタ思考」を持つことは強力な武器になりそうです。

というわけで

雑多ですが技術系は座学はちょっと少なめですかね。
手を動かしたり設計とかを考えていたような覚えはありますが。

いまは学習する組織を読んでいたりと、組織論とか物事の考え方みたいなところが最近はちょっと多かったかも。
行動経済学系の本は他にも何冊か読みましたが、割と好きかもしれないです。

ペース早めに読んでいますが、数を読むことを目標にしないように気をつけねば…。
みなさんも良き読書ライフを。

それでは。




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