今週のお題「準備していること」
氷河期の生き残りとも言われる希少な春の妖精?との出逢いを求めて、
あれこれ傾向と対策話の続きです。
登山も兼ねた現地調査の所からですな。
林道内のミツマタの花畑を後に、更に10分程歩いた所で何やら前方に案内板らしきが見えてきて・・・

ここが林道の終点で、この先は総延長2.2kmのループ状の希少生物観察路になっているんですな。
地図上では枯山山頂(548m)もこの観察路内にあって、今回は山頂が近い右ルートから辿る事に。

うげっ! 結構な勾配やんか。先の方は霞んで見えんし。(-_-;)
暫くは人口丸太の階段が続き、何時しか石段に変わり・・・
登り切った所で初めて同業者?に遭遇。
挨拶すると、観察路の保護監視員の方でした。
禁止されているこの貴重なチョウの捕獲やら食草のカンアオイの盗掘などケシカラン輩から貴重希少な文化財資源を守るべくパトロール中との事。
この例に限らず、この所の日本人の民度の低下ぶりには閉口するばかりで・・・
敢えて言及しないが様々な御苦労があったようですな。
盗掘と言えば・・・
以前に、天然記念物シデコブシの自生地で知られる渥美半島の藤七原湿原でも、貴重な植物群を守りましょう!とこの湿原周囲で自生する希少種の紹介看板を出した途端に、幾つかの植物が盗掘され絶滅してしまった・・・なんて話も思い出しましたよ。
で、肝心の春の妖精との出逢いの時期だが・・・
この所の温暖化等気候変動を考慮しても4月上旬ぐらいが観察のピークになるのでは?との事。
先行するヒオドシチョウの羽化の時期も目安になるようだが、何しろ自然条件相手の事ですけんね、一期一会の為なら何度か通い続けるしかないか?
その他渋川ツツジを始め、この辺りの地盤(蛇紋岩)の特性による特異な植生についてのレクチャーも受け、パンフレットもいただきましたよ。

素人にも分かり易いガイドと貴重な情報に感謝しつつ、山頂方面に。
途中で鹿(猪?)らしき足跡も確認しながら、何時しか一面棒葉だらけの坂道を一気に上り詰めると・・・すぐそこが枯山山頂(548m)でした。
通路沿いの藪の中の岩塊に小さい表示板があって、うっかり見落とす所でしたよ。
頂上には小さいケルンと・・・その脇には何故かホコリタケらしきも確認。
突くと面倒臭そうに粉を吹いてくれたから間違いないか?知らんけど。

で、肝心の見晴らしは・・・
藪木に覆われてはっきりせず。(-_-;)
で、少し行った先にも枯山北峰(547m)の表示板があり、こちらは北西側に視界が開け明神山や遠くの山並みが望める絶好のロケーション。
ここで食事休憩に。

最近お気に入りのコンビニアメリカンドッグと迷った末に、勇気を出して初購入のファミチキを実食!
ピリリと程良いスパイスと仄かに大蒜の風味も感じられ中々に食べ応えありますな。
もう一個買っとけば良かったか?
握り飯とも相性良いし。

遠くの山並みも愛でながら、
「余は満足じゃ、その方に褒美を取らせる!」
バカ殿と化してご満悦のオジサン。
濃い深緑の山々を眺めていて気が付いたが、
この一帯だけ葉を落として白枯れして見える低木が密集する様は・・・枯山なる名称の由来もナルホド実感ですな。
いつもならこのまま暫し昼寝の流れだが・・・
観察路の残り半分も妙に気になってきて、早々に出立。
歩きやすく整備された気持ちのいい観察路は、急勾配の丸太階段を下り切った所で鋭角に方向転換して折り返しに。
この北端部から直近の大日山(676m)や更に鷹ノ巣山(706m)方面への縦走路が続いていて、コンパスで方向を確認しながらあれこれ思いを馳せておりましたよ。
また近い内に辿る事になりそうですな。
と、不意に眼前に茶色い中型のチョウが低空飛行で藪の中に!
色合いやシルエットはキタテハチョウやタテハモドキの様にも見えたが・・・
或いは、さっき教えて貰ったヒオドシチョウだったか?
ヒオドシチョウも生体を見るのは初めてだが・・・
何しろ一瞬の出来事で、暫し茫然。
折り返して西側ルートも良く整備されていて、所々湧水?で湿地帯様の箇所もあり、雄大な山並みを横目になんとも優雅で贅沢な山歩きになりました。
途中のベンチで休憩ついでにギフチョウの食草となるカンアオイ類を探して見ると・・・
ちょっと奥さん、有りましたよ!
下草に紛れ隠れる様に身を潜めている小さな葉を確認。

うわっ、小っさ!
直径1~3㎝程の丸っこい葉で、これが説明板にあった(ヒメ)カンアオイと言う種類なのか?
よくよく見ると結構あちこちに点在してますな。
4月になれば・・・
氷河期の生き残りとも言われる希少な春の妖精との邂逅が果たせるのか?
子供の頃に夢見た光景が・・・
半世紀越しに?
そんな事を考えていたら思いがけず武者震いも。(笑)
一期一会とか、ぬか喜び?に獲らぬ狸の何とやら・・・
あれこれ思いを巡らせながらの下山となりました。

今晩は菜の花の蕾の天麩羅で一杯か?