渥美半島の最高峰、通称越戸の大山(328m)から周辺に延びる渥美トレイルを地味~に辿っております。
今回は初めて辿る大山古道ルートの攻略と、ついでに最近新たに整備された鬼堕ロングトレイルの終点をチェックしに。

何時もの大山トンネル北口の駐車場に車を飛ばし、AM10時ちょい前に現地着。
先行車5台、名古屋や浜松ナンバーも。
せせらぎの音が心地良い沢沿いに歩を進め、ヒンヤリ薄暗い杉の植林帯を抜け、

一気に木漏れ日が眩しい尾根筋に。
地図上ではこの辺りが鬼堕(きおとし)ロングトレイルの終点になっているはずだが・・・
分岐の直ぐ左手(山頂方面とは反対側)に案内板発見!

ルートは尾根伝いに続いているようで割と整備されている様な?
鬼堕ロングトレイルは渥美半島中央部の丘陵地にひっそり鎮座する愛知県指定の天然記念物光岩を起点に、大山の稜線に続く総延長6Km程の里山縦走路で、2017年に地元のボランティア団体「たらめ会」により新たに整備されたルートだそうで。
渥美半島の里山に分け入ると、至る所で「たらめ会」の案内板を見かけるが・・・
本当にご苦労様な事で、有り難い有り難い・・・
鬼堕トレイルはまた近い内にお邪魔しますでね。
さて、本日のメインイベント古道探索だが、ひとまずそのまま尾根伝いに山頂まで登り、展望デッキに上がると・・・
時折体ごと持っていかれそうな暴力的な強風に閉口、楽しみにしていた眺望も白内障ってこんな風か?と思うほどの酷い霞みで、誠に残念な事に。 (-_-;)

木陰に避難し、この後のルートを確認。
山頂から南の太平洋岸に一気に下降するルートを辿り、最初の分岐(古今分岐)が目指す大山古道の起点ですな。
古道という語感から荒廃して藪漕ぎやら道迷いの不安、どうかしたら虎や山賊なんかに出くわさないとも・・・
なんて事は無かろうとは思いつつも、膝下丈のスパッツも装着してみたり。
実はねえ奥さん!
これまでも何度となくトライしようと思ったんですがねえ、(分岐の)鬱蒼とした藪に何となく躊躇して後回しにしてきたという経緯があった訳ですよ。
意を決し、藪を掻き分け森の中へ・・・
静寂の空間は何か時間も止まったかの様な?独特な空気感で、

粘土質の地盤は一部苔むして歴史や風格を感じますな。

ほぼ直線的に続く緩やかな傾斜に導かれる様に・・・
何だか気分も高揚してきますな。
一体いつ頃整備されたのか?
これまでどれくらいの人が辿って来たのか?
気になって、スマホで調べて見たがそれらしい情報は得られず。
あれこれイメージを膨らませていたら・・・

あれれれっ、これって遭難・・・しとらんか?
一部荒廃も古道ならでは、ちょっとした緊張の瞬間もルート自体はしっかり目で追えるので特に道迷いする事も無く通過。

オブジェの様に散在する岩を横目に左に大きくカーブし、シダ類が一面に広がる斜面を
ふかふかの落ち葉に足が滑らない様慎重に下って行くと・・・

微かに聞き覚えのあるメロディーが聞こえたような・・・
幻聴?と思いきや、正午を告げる防災行政無線のチャイムでした。
あの曲は・・・峠の我が家?
その後も次第に明瞭になってくるダンプトラックの走行音などの生活の音に、今回のルートの終点が近い事を感じ、強制的に現実世界に引き戻される一抹の寂寥と安堵も入り混じった感慨に浸りつつ・・・

大山古道踏破コンプリート! パチパチパチ・・・(拍手の音)
古道自体は往復1時間ちょいではあったが、初のルートを辿る時のプチ緊張感は堪りまへんな(笑)。

もうスギ花粉も飛び始めとるらしいで。