3~4年前くらいに一部界隈で流行っていた(?)丸形リールであるところのMingYang W300Lをたまたま中古釣具屋で見かけて買ってしまいました。おそらく一般的にはAliExpressなどで購入する方が多いと思われます。
丸形で、安くて、左ハンドルなのが個人的には魅力ですね。
前の持ち主がどれくらいいじってたのかは不明ですが、とりあえず何もいじらない状態だと3gほどのキャストウェイトが比喩ではなく2.5mくらいしか飛ばせなかったのでオーバーホールしてみました。
といっても基本的には【中華アンバサダー】 MingYang W300L オーバーホール 分解編 | blog@lurestyleの通りなのでこの方の記事を参考にしてくださいという感じなのですが、いくつか追加情報があったのでそれらについて書き留めておこうと思います。
自分が購入した個体は旧型だった
そもそも新型があることすら知らなかったんですが、たまたま見つけた動画によると
ということで、自分が購入した個体は旧型だったことが分かりました。
ウォームシャフトが1BB仕様な上にギアが取り外し不能だった
自分が色々な方の動画を見た限り、通常はウォームシャフトは左右にベアリングが入った2BB仕様のようです。 また、ギアはプラスネジで外せるようです。
しかし自分が購入した個体は掲題の通りでした。

分かりづらい写真ですが、
- ギアがネジで止まっておらず、かしめられている
- ように見えるだけで、もしかしたら引っ張ったら外れたりするのかも?壊しそうなので試してないです
- Eリング側の支持がベアリングではなくカラーになっている
ということが確認できます。 個人的には、あんまりうれしくない仕様ですね。
外から白いカラーもちょろっと見えてたので、そういう個体は避けたほうが良いかも知れません(あんまり現物を見て買うリールじゃないと思いますが)。
レベルワインダーのネジは締めすぎてはいけない
これはこの手のリールあるあるなのかも知れませんが、レベルワインダーのネジを締めすぎると爪がウォームシャフトに強く当たりすぎてかなりの回転抵抗になってしまってました。
一旦緩めにつけてますが、使っている内に緩んで落ちちゃうかも?
一部部品が明らかに精度が悪かった
ギアボックスのクラッチのスプリングが入っているピラー(?)がうまくカップ側の穴にはまらなかったです。 また、2つあるスプールベアリングの片方はリテーナーからボールが1つ外れていました!今回は適当にいじってたら偶然リテーナーにボールを戻して修復できましたが、また外れてくるかも?
ギアノイズも当然結構ありますし、スプールとボディとの隙間も言われているようにそこそこあるので、全体的に部品の精度は低そうな印象です。
まあ、安物なのでしょうがないですね。
オーバーホールしてみた結果
全体的な状態から察するに、前の持ち主は箱出しのままちょろっと使って諦めたんじゃないかと思います。 自分はフリー時の回転系は基本オイルで、それ以外は普通にグリスとオイル併用で仕上げてみました。
まだ広いところでは試せてませんが、明らかにオーバーホール前よりは飛ぶようになったのでやって効果はあったと思います。 デフォルトの硬いグリスを除去したのと、スプールベアリングを修復したのと、レベルワインダーのネジを緩めたのが効いてる気がします。
ドライブギアはなぜかグリスが塗られてなかった気がするんですが、硬めのグリスを入れてもギアノイズはあんまり消えなかったですね。
今でもW300を買おうという人がどれくらい居るのか分かりませんが、とりあえず参考になればと思って書いてみました。