なぜか紙の本を貸されたので読んだ。
紙の本なのでハイライト機能などが使えずに感想を書きづらい。ざっと印象に残った点などを書く。
- 第一章はとても良かった
- 端的になぜアジャイルソフトウェア開発が効果的なのかを説明している
- この章だけでもこの本の価値はあると思う。周囲の人にも第一章だけで良いので読んで欲しい。30ページも無いので
- 実際のところ、ここに書かれているような問題が2021年の現在においても放置されていることが多い
- 希望とマネジメントの節が特に良い
希望はプロジェクトキラーだ。(中略)アジャイルは早い段階から希望を殺し、継続的に冷たくて厳しい現実を提供する。
- 個人的には、こういう厳しいところが一部の人に嫌われてるんだろうな、と思っている。結局最後にデスマーチするくらいなら、こっちの方がマシだと思うんだけど……。まあ、夏休みの宿題を毎日やるような人間はそんなに多くはないということなんだろう
- 端的になぜアジャイルソフトウェア開発が効果的なのかを説明している
- 大規模アジャイルなんてない
大規模アジャイルはどうなのか?私はそんなものはないと思っている。
- 大規模なチームの問題はすでに解決されており(ピラミッド、軍隊、などなど……)、アジャイルは小規模~中規模なチームの問題を解決するためのものである、という意見
- あまりそういうふうに考えたことがなかったのでおもしろかった。実際はそこまで素朴な感じでも無い気がするけど、自分は大規模アジャイルってやつを経験したこともないので、これといって言及できない
- 町の新しい保安官
1週間かけて車輪の再発明をするにしても、誰からも批判されずに勝手にやれた。私のやっていることを誰もしらなかったからだ。(中略)アジャイルプラクティスは、我々のような「ならず者」を取り締まる町の新しい保安官だった。
- 実際そうで、こういうところも一部の人から反発される理由なんだろうな、と思っている。そんな余裕あるの?と素朴には思ってしまうけど、現場によってはそれが社員を繋ぎ止める最後の福利厚生的な面もあったりするのだろうし、なんとも。自分はそういう仕事はしたくないけど……
- 歴史の本としては
- ボブおじさんの個人的な意見集という感じなのでところどころ見どころはあるんだけど、歴史の本としてはそんなにうまくまとまっている印象は受けなかった
- アジャイルソフトウェア開発の歴史を知るには有用だけど、言及が網羅的でない印象
- たしかアジャイルソフトウェア要求 を読んだ - 下林明正のブログのほうが開発プロセスの歴史みたいなのはうまくまとまっていた気がする
- ボブおじさんの個人的な意見集という感じなのでところどころ見どころはあるんだけど、歴史の本としてはそんなにうまくまとまっている印象は受けなかった
そんなわけで、とりあえず第一章の30ページだけでも読む価値があると思うので、個人的にはおすすめ。
軽く検索した感じだと、
このエントリーとか読むとどういう本なのか雰囲気が掴めそうだった。
最近は、原付を買っていじったりするのに忙しかったり、その原付で釣りに行く機会が増えたり、体調を何度か崩したりしていて読書があまり進んでいなかった。読書に限らず、ゲームも全然遊べてない。 そのへんも落ち着いてきて少しずつ時間がつくれるとは思うけど……現時点では不明。
次はどんな本を読もうかちょっと悩んでいて、チームトポロジーとかScalling Teamsとか流行ってる本を読んでもいいし、直近の業務で必要になりそうな本を読むでもいいな、と思っている。まだ決めてない。