四国八十八ヶ所霊場について
神社仏閣巡りが趣味の私にとっては常識的なことだけど、一般的にはそれほど知られていないかも?ってことで、どんなものなのかをお話しします。
四国八十八箇所(しこくはちじゅうはっかしょ、四国八十八ヶ所とも表記される)は、四国にある空海(弘法大師)ゆかりの88か所の仏教寺院の総称で、四国霊場の最も代表的な札所である。他に「八十八箇所」「お四国さん」「本四国」などの呼称がある。四国八十八箇所を巡礼(巡拝)することを四国遍路、遍路といい、また四国八十八ヶ所霊場会では「四国巡礼」といい、他に「四国巡拝」などともいう。俳句では春の季語となり、地元の人々は巡礼者を「お遍路さん」と呼ぶ。

四国という場所は空海の生きた時代(774-835年)には辺境の地であり、僧侶らにとっては修行の場所でもありました。
空海は現在の香川県善通寺市の生まれであり、四国で修行を積み、四国八十八ヶ所霊場を開創したと言われています。
この空海(死後は弘法大師と呼ばれました)ゆかりの八十八ヶ所の寺院を巡礼することを遍路と呼び、巡礼者をお遍路さんと呼びます。
当初は僧侶が多かったお遍路さんですが、弘法大師の教えが全国に広まるのと相まって一般の人たちも参加するようになり今に至ります。
徒歩巡礼者は本当に少ない
勿論ですがかつては全員が徒歩で巡礼していました。しかし今現在は徒歩巡礼は逆にレアです。

引用:初めてのお遍路さんに必要なものとは? - お遍路/巡礼用品通販[いっぽ一歩堂]
団体バスツアーを含め車での巡礼だけで9割を超えます。歩き遍路はたったの3%しかいません。
正直私はこれで良いのか?と思いました。時代の流れとはいえ、車で巡礼して修行になるのか?そもそも修行ではなく観光になってしまっているのか?
まあ、私が疑問を呈したところで何も変わりませんが、いくら大変でも私は歩いていこうと思います。
(一社)四国八十八ヶ所霊場会 という公式ページがありますので、興味のある人はチェックしてみてください。
歩き遍路でも区切り打ちといって全行程をいくつかに分割して歩く方法もあります。私のように一気に巡礼するのは通し打ちと言います。
また1番札所から順番に巡礼していくことを順打ち、88番札所から逆に巡礼していくことを逆打ちと呼びます。私は順打ちの通し打ちということになります。
88ヶ所の札所全てを巡礼することを結願(けちがん)と言います。
お遍路さんは88ヶ所全て巡礼した後は最初の札所に戻り、その後弘法大師ゆかりの寺である和歌山県の高野山金剛峰寺奥の院にお参りします。これをお礼参りと呼び、これで完結します。
お遍路さんの多くは同行二人と書かれた菅笠を被って歩きます。
同行二人とは一人でお遍路をしていても弘法大師と一緒に歩くという意味です。私もこの菅笠を被って歩くつもりです。

お遍路とは本来歩くこと
「遍路」とは「あまねくみち」、つまり全ての道のこと。この意味を考えたことがありますか?
お遍路さんは何故お遍路さんと呼ばれるのでしょう?札所を巡拝する人であれば「巡拝者」「札所巡りさん」「礼拝者」などと呼ばれても良いのに、実際には四国ではそうは呼ばれません。
私が思うに、実は札所と札所の間の道を歩くことこそ重要なことなので、お遍路さんと呼ばれるのではないかと。
札所と札所の間の道を歩くと何があるか?
四国の自然、文化を身をもって感じ、そして他のお遍路さんや地元の人との交流も必然的に発生します。実はこれこそが遍路の本質なのではないかと思います。
こういう体験は車遍路ではできません。歩くからこそ感じ、経験できるものです。遍路は本来歩くものなのです。
現代の状況では仕方ないのかもしれませんが、そういう意味では歩き以外の遍路は本質を外れているのかもしれません。
地四国(準四国・写し四国・新四国)
四国八十八ヶ所霊場のことが少しわかりましたでしょうか?これを模した霊場巡りは全国各地にありますが、元は四国です。一生に一度は巡礼してみたいものですね。
また、「四国は遠すぎる」「もっと簡単に巡礼できると良いのに」というあなたにオススメなのが地四国です。つまり日本列島各地方にある四国八十八ヶ所霊場を模した霊場のことです。
いや、日本全国ではありません。実は現在の台湾、韓国、中国、南洋諸島にもありました。そう、かつて日本が統治、租借していた地域です。
現在は外国になってしまいましたが、そのいくつかの痕跡はまだ残っています。
お近くの手頃な距離の巡礼をまずは試してみてはどうでしょうか?地四国について詳しくは下記を参照ください。
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