どこから「逆に」が来た?
その中で「最もAIに奪われにくいと感じる職種」をたずねたところ、1位が「法人営業(関係構築)」26.5%(35/132)、2位が「経営企画/戦略コンサル」15.2%(20/132)、3位が「新規事業開発/PM(プロジェクトマネージャー)」7.6%(10/132)という結果になった。
確かに法人営業はかなりAI化が難しいだろな。判断すべきファクターや、やるべき手段が多過ぎてどんな手をいつ打つかを学習させるのが難しい。A社にとっては有効な手段もB社にとっては忌避すべき手段ということも多いし。しかも「顔」がモノをいう場面もある。「どこそこの誰」が動くのか動かないのか、大きな差となる場合もある。どこかの誰かが持っているステータス・プレゼンスはAIには代替不可能である。例えは良くないかもしれないが、元市長とかどこかの社長が動くことで決定打となるビジネスがあるとすると、AIは元市長や社長ではないのでそのための会合に出ることはできない。
あ、サザエさんにおけるサザエさん一家と三河屋さんみたいな関係性の法人営業はAI化はできると思う。サブちゃんがちょっと御用聞きするだけで営業が成り立っているわけで、AI化じゃなく普通にWebアプリでもほぼ対応可能だろう。AI化するなら季節とか世の中のトレンドとかを見ながらリコメンデーションを付加する感じでイケる。
一方、このグラフにある上位ではない選択肢としては、研究開発が4位というのは舐め過ぎである。AIまかせで自社のビジネスを隆盛させる研究開発がAIに任せられるなら、世の中イケてる製造系企業ばかりである。そんなわけあるかw
「逆に」経営企画や戦略コンサルタント、プロジェクトマネージャーの一部機能はAIでも代替可能である。現時点でも。メソッドが確立しているものは学習させやすい。新規事業開発がプロジェクトマネージャーと一緒になっているのは疑問だが。新規事業開発は研究開発と同じで、そんなものがAIに任せられるなら世の中イケてる会社ばかりになる。新しい業態を開発するとか、どう考えてもAIには向かない。
オレくらいの年齢になると、昔はこんな商売無かったよなあ、昔は個人店ばかりでチェーン店化されてなかったよなあという業態がたくさんある。
例えば昔から質屋はあったし色々な古物商もいたけど、今みたいに買い取りを中心としたチェーンが乱立している時代は無い。街を見てもTV-CMでも買い取りを謳う企業の多いこと多いこと。
というわけで、どこから「逆に」が来たのかもわからないけど、この設問・選択肢を考えたやつはAIに代わってもらえ。AIでももう少しまともにアンケートを作れる。
