日本でもステーブルコインが発行された。
購入希望者は27日からJPYCのウェブサイトで申し込むことができる。購入したいステーブルコインの額に応じた日本円を銀行口座からJPYCの銀行口座に振り込むと、JPYC側のシステムが稼働してステーブルコインが発行される。
平日の銀行の営業時間内であれば、おおむね10分以内に、購入者のウォレット(電子財布)にJPYCが発行される見込みという。
JPYCを使うには、パスワードに当たる秘密鍵を自身で管理する形式のウォレットを用意する必要がある。スマートフォンのアプリとして米企業が開発したウォレット「メタマスク(MetaMask)」が代表例で、世界的に利用者が多く日本語でも利用できる。
ステーブルコインは低コストで迅速な送金が可能といわれ、個人や法人の利用が見込まれる。JPYCの岡部典孝代表取締役は「1円から、世界中に最短数秒で送金が完了する。ブロックチェーン(分散型台帳)の送金コストも安ければ1円以下になる」と話す。
ステーブルコインとはなにか。
ステーブルコインは、日本円や米ドルなどの法定通貨や金などの現実資産と価値が連動するように設計された暗号資産の一種です。日本国内においては、ステーブルコインをデジタルマネー類似型と暗号資産型の2つに大別しており、デジタルマネー類似型のステーブルコインについては、2023年6月1日に施行された改正資金決済法で「電子決済手段」として定義され、国内での発行や利用が正式に認められています。
メリットは?
資金の移動に要する「手数料」や「送金から着金までの時間」が削減されます。国内の送金については手数料ゼロかつ即時に着金するサービスもある為、利便性をあまり感じられないかもしれません。一方、国際送金の場合には、手数料として数千円を要する上に、送金から着金まで数日かかることも日常茶飯事です。これは、複数銀行がバケツリレーでお金を動かしているためにかかってくるコストと時間なのですが、ステーブルコインを使うことで、バケツリレーをすることなく直接お金を送れるようになり、その分のコストと時間を削減できます。また、取引の際にブロックチェーン基盤に支払う手数料(ガス代)は非常に低額(ブロックチェーンによっては1円以下)なため、低額かつ高頻度の送金を前提としたサービス構築も可能となります。
自分に関係あるのか無いのかは各々が考えることとして、日本円連動で暗号資産が持てるという利点はある。
送金というと企業間取引っぽくて大げさだが、何かを買ったときに販売者側がステーブルコインでの支払いを受け付けていたら、有用かもしれない。