今週のお題「最近いちばん笑ったこと」
移動のバス内でコレ見て笑った。
とある経済学者が「数学の分からないヤツは平気で『学校全員が平均点以上取れるよう頑張ろう!』とか言う」みたいなことを書いていた。
— カエル先生・高橋宏和 (@hirokatz) 2025年5月27日
「学校全員が」ということなので、こんなことを言うのは教師であることは推論できる。数学わからない奴が教師をやっているのは日本社会にとっては恐怖ではあるが、オレ個人としてはすでに児童・生徒ではないし、子供もいないので笑える話である。
カエル先生がこういうポストをした背景はこの記事である。
この記事の見出しを見て書きました。https://t.co/tgEv6cW4fG
— カエル先生・高橋宏和 (@hirokatz) 2025年5月27日
リンクされているのはYahoo!ニュースであるが、消えると困るので元のAERAも貼っておく。
日本の平均年収は460万円。だが実態は平均に届かない人が全体の6割ほどに及ぶ。
記事執筆者がタイトル付けたのか編集担当構成担当がタイトルを付けたのかはわからないけど、少なくともAERAで付けたタイトルである。記事内には中央値への言及もあるので、記事執筆者本人が付けたタイトルではないのか?
実際、1千万円超は5.5%にあたる279万人。2019年は253万人でこの4年間で1千万円プレーヤーは26万人増えている。高所得者が平均値を引き上げているのだ。平均値と別に注目したいのが「中央値」だ。今回の場合、全労働者を年収順に並べた際の真ん中に位置する金額のことで、中央値の方が実感に近いとされている。国税庁は中央値を明らかにしていないが、構成比をみると300万円台後半になりそうだ。
まあ今までの実績的にコレであろう。
メディアが統計学出来ないのは分かった。
— Lyiase (@lyiase) 2025年5月27日
この場合の理想的な平均以下の割合は63%なので非常に理想的という結論になる。 https://t.co/YrDe3YabBi
まとめができてた。タイトル通りである。タイトルが全部表示されていないのでコピペしておくと『「日本の平均年収460万円、6割が平均以下」というニュース、分布を考えれば当たり前ではという話「平均値と中央値の説明教材としてうってつけ」』である。
トレンドの平均年収460万、
— かじめ焼き (@kajime_yaki) 2025年5月27日
ここらへんの話は「平均」と「中央値」と「最頻値」の説明の教材としてうってつけだね。 pic.twitter.com/7E5PIl9tu8
中央値や最頻値まではやらないにしても、平均が統計データの代表的数値かどうかというデータの見方は小学校6年生の履修範囲である。このブログでは何度も書いている。平均の出し方は小学校5年生で習う。
つまり、こういう平均値を出してくる奴は小学校6年生レベルに達していないということ。今回は誰が大元のバカなのか。記事から引用。
国税庁の民間給与実態統計調査によると、2023年の日本の平均給与は460万円。
平均出してたのは国税庁だった。探した。
- (1) 給与所得者数は、5,076万人(対前年比0.0%減、1万人の減少)で、その平均給与は460万円(同0.4%増、19千円の増加)となっている。
男女別にみると、給与所得者数は男性2,887万人(同1.3%減、39万人の減少)、女性2,189万人(同1.8%増、38万人の増加)で、平均給与は男性569万円(同0.9%増、52千円の増加)、女性316万円(同0.7%増、21千円の増加)となっている。
正社員(正職員)、正社員(正職員)以外の平均給与についてみると、正社員(正職員)530万円(同1.3%増、70千円の増加)、正社員(正職員)以外202万円(同0.7%増、14千円の増加)となっている。
やっぱり平均出しているのは国税庁だった。バカなのか騙したいのか、どちらかというとバカなんじゃないかと思う。国税庁には、国民の給与で騙しをしなければならない理由があるとは思えないからである。税制決める立場じゃない以上、税収が多くても少なくても国税庁のせいではない。
バカが出してバカが記事にしたって考えると笑っていいと思う。ただし、乾いた笑いというか嗤いという感じではある。
平均ってこういう異常値には対応できないのよ。
【花巻東高校卒業者の給与「99%以上が同校卒業生平均以下」実態】 https://t.co/zQxPX3kLzX
— EARLの医学&AIノート (@EARL_med_tw) 2025年5月28日