確かになんか違和感はあった。
インバウンドが隆盛するなか、白タクの存在はもはや風物詩となりつつある。今年の春節期間中も有名観光地で集中取り締まりが行われ、ドライバーが摘発されたという報道がいくつも駆け巡った。
しかし、今年はさらなる異変が起きていた。都内のタクシー運転手はこう述べる。
「銀座や新宿なんかは最近、緑ナンバーを付けたアルファードやハイエースのハイヤーが多くなったね。ドライバーはほとんど中国人。なかにはVOXYやフリードのようなハイヤーに向かない大衆ミニバンにも緑ナンバーが付いてることもあって、見るたびに不思議に思ってたんだよ」
さらに別のタクシー運転手もこう証言する。
「羽田空港によく行くんですが、最近、他県の緑ナンバーのハイヤーが増えたよね。今まであまりなかったね」
緑ナンバーは、道路運送法で定める「事業用自動車」に交付され、営業ナンバーとも呼ばれる。運賃を徴収して人や物を運ぶ場合、必要になる。
きちんと運営しているハイヤーって、ドライバーの身なりはきちんとしているし会社のロゴがドアなどに小さく入っている。例えば日本交通。
タクシーはロゴだけじゃなく社名とかが目立つように入っているし、行灯も乗せている。両方やっている会社でも、車を見れば違いが分かる。
なんか不思議なハイヤー増えたなって思ってたんだよね。身なりもおかしいし、普通にハイヤーなら迷惑なところに停車する奴は少ない(いないわけではない)。でも、ドアに会社ロゴも無いし身なりも謎のセーター・トレーナー姿だったり。ハイヤーだと高いから客がいいなら別にいいんだけど、ちゃんとしてないハイヤーに金払う客いるのが謎だったんだけど、中身が白タクなら納得できる。
おい。
こうした状況を国土交通省の自動車交通局旅客課に問い合わせると、初耳だったようで「どうやって知ったのか」と逆に質問されつつ、以下のように回答した。
「(勝手な付け替えや要件を満たさないケースは)名義貸しにあたり、道路運送法で禁止され、貸した側も借りた側も3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金となります。また貸した側は事業停止30日間の行政処分となります」
国交省が把握してないのに警察に把握する気が無いのは当然。交通警察の権限を越えそうだしな。
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